ドラゴンボールって悟空たちの強さにばかり目がいくんですが、じつはその周りにもすごい人たちがいるんですよね。
その中でも僕が特にすごいなぁと思うのがブルマとその父親のブリーフ博士です。
ブリーフ博士の天才っぷりがちょっとわかるのが↓の記事です。
参考記事:ドラゴンボールの世界って実はかなり未来的だと思う。 - エンタメなしでは生きてけない!!
記事にも書いたけど、カプセルコーポレーションには人と会話できるレベルのロボットがすでに設置されたし、誰かが操縦しなくても勝手に飛び回る小型の飛行ロボットもあったりするわけです。
ぶっちゃけ「こんなロボットたちを生み出せてしまうブリーフ博士って天才じゃね?」って思うわけだけど、この話はまだ悟空が少年の時の話ですからね。ここから時代が進んでいくとさらにブリーフ博士の天才っぷりっていうのが明らかになってきます。
4339年3か月→6日に飛行時間を短縮
ドラゴンボールの第21巻では、ベジータたちサイヤ人に殺されてしまった仲間たちを復活させるために、クリリン、悟飯、ブルマはナメック星に向かいます。
この時悟空はベジータにやられた傷が回復してなくて地球でお留守番。カリン様が作ってくれた仙豆を食べてやっとケガが全快するのでした。
そんでいざという時のためにナメック星に行けるようにってことで悟空はブルマの父親であるブリーフ博士に宇宙船をつくっておいてくれって頼んだんですね。
ただ、ブルマの計算によるとブリーフ博士が作った世界最高のエンジンを積んだ宇宙船でもナメック星に着くまでになんと4339年と3か月かかるんだそうです。そんなに時間をかけてられません。
そこで悟空は考えました。「自分が小さい頃地球にやってきた時に乗っていた宇宙船を使えばいいんじゃないか?」
悟空は赤ん坊のころに地球人を皆殺しにするという目的で惑星ベジータから派遣されてきた下級戦士です。サイヤ人は小さな丸形の宇宙船に乗って宇宙を移動します。当然その時にのってきた宇宙船が昔住んでいたところの近くにあるはずだろうと。サイヤ人たちのテクノロジーは地球よりも数段上をいっていたためそれをうまく活用すれば、ナメック星に早く到達できる宇宙船ができるんじゃないか?と悟空は考えたわけです。結果的にこの考えは正解でした。
悟空は回復したその足で病院からブリーフ博士がいるカプセルコーポレーションに向かいます。するとそこには重力を100倍にまで上げられて中で修業もできる大型の宇宙船が完成していたのです。しかもブリーフ博士いわく地球からたった6日でナメック星につくとのこと。
「たった6日だと!?」
ブリーフ博士はサラッと言ったんですが僕はこの6日っていう数字にものすごく驚きましたね。
だってブリーフ博士自身が作った世界最高のエンジン積んだロケットで4339年かかるって計算だったんですよ?それが、いくらサイヤ人の宇宙船をベースにしてるとはいえたった6日って‥‥‥。しかもほとんどの部分を彼が作り直してますからね。
自分よりもはるかに高い科学力を持った人たちが作った機械をいじって、その性能を上げることができるってことはしっかりその構造を理解していないとできないことですよね?となると
「ブリーフ博士!!あんたやっぱ天才だよ!!」
って言いたくなってしまいます。
また仮にブリーフ博士が「すまん、ムリじゃった。」ってなってたら悟空はナメック星にも行けないし、たぶんクリリンたちはギニュー特戦隊に殺されてるし、地球のみんなも復活できないしってことで歴史はめちゃくちゃになってたでしょう。そう考えるとドラゴンボールの世界におけるブリーフ博士の貢献っぷりってハンパないなって改めて思うわけです。
ちなみに後年ブリーフ博士はブルマと共に、ドクターゲロが作り出した人造人間17号と18号の設計図から彼らの弱点を見つけ出して緊急停止装置をつくったし、完全に機械でできた16号を修理してやるといったこともしてます。
この時ブリーフ博士は人造人間をつくったドクターゲロのことを感心してたし、自分にもわからないことが多いなんて言ってたけど、結局その構造も理解して修理したりできちゃうわけだからやっぱりブリーフ博士って天才なんですよね。
僕の予想だとたぶん連載終了時には人造人間ぐらい作れるようになってたんじゃないかな?なんて思ってます。
それではまた!!