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チチはなぜ教育ママになってしまったのか?

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僕はドラゴンボールが好きで時々読み返すのですが、ふと疑問に思うことがあるんですよね。それは「チチってなんで教育ママになっちまったの!?」ってことです。

 

あっ、知らない人のために簡単な説明をするとチチっていうのはドラゴンボールの主人公、孫悟空の妻であり孫悟飯、孫悟天の母親です。あとついでに言うと牛魔王の一人娘でもあります。

 

 

子供の時の約束を信じて結婚

ここからはチチと悟空の簡単ななれそめをお伝えします。

 

チチが登場したのは単行本の第一巻。まだその時は悟空もチチも互いに子供でした。この時に悟空はおそらく大人がやったら逮捕されるレベルのセクハラ行為をチチに行います。当然チチは怒るのですが、なぜかこの時「こんなことをされたらお嫁にいくしかない」と思うのです。なぜなのかは未だに謎です・・・。

 

その後悟空はドラゴンボール探しの旅を続けるため、二人はいったん離れることになるのですが、その際に交わした会話が二人を結婚へと導きます。

 

なあ悟空さ おらたちもうちっとおっきくなったら よめにもらいにきでくれな

え? なにをくれるって?

やんだー! わがってるくせに

なんかようわからんけど くれるもんならもらいにくるぞ

引用元:『ドラゴンボール 第2巻』p59、鳥山明 集英社

 

まぁ、悟空は何のことだかさっぱり理解してないわけですが、とりあえず了承したことで結婚の約束が成立。(チチの思い込み)

 

それから二人は第23回天下一武道会(約7年後)の時に対戦相手として再会。最初は結婚どころかチチのことすら忘れていた悟空ですが、試合後にチチと結婚の約束をしていたことを思い出しそのまま結婚します。

 

しかし、その後悟飯が生まれてからのチチは周りもびっくりの教育ママになってしまいました。では、なぜチチは急に教育ママになってしまったのでしょうか?そこがこの記事の本題です。

 

平和な時代に武術は必要ないと思ったから

まずはシンプルにチチが「もう武術をやる必要ないよね」と考えたのはあると思います。実際、悟空はクリリンとの会話の中でこんなことを言っています。

 

あいつさあ 

世の中 平和になったんだから

武術は もう必要

ない! これからは

お勉強の時代よ!

ってんだ・・・

引用元:『ドラゴンボール 第17巻』p58 

 

あいつというのはチチのことですね。作中で悟空が天下一武道会でピッコロを倒してから、悟飯が登場するまで5年ほどの年月が経っています。その間特に大きな事件が起こることもなく、地球の人たちは平和な日々を過ごしていたわけです。5年間というのは、それなりに平和ボケする期間といってもいいのかもしれません。

 

まぁ、だとしてもそれは仮初めの平和であって個人的には「ピッコロまだ生きてるんだから平和じゃないじゃん」と思わなくもないのですが、チチとしては「これだけ何も起こらなければもう大丈夫だろう」と考えたのでしょう。

 

ただ、そうであっても別に教育ママに変貌を遂げる必要はないわけです。ドラゴンボールの世界がそこまで勉強や学歴が重視されるような社会には思えないし、農業とか自給自足でも生きていけるのではないかと。ましてや、チチの父である牛魔王はものすごい財産を持っていて、生活に困るわけでもないのですしね。僕としては「何がチチを教育ママに変貌させたのだろうか?」と疑問に思うわけです。

 

で、あれこれ考えてみて一つの仮説にたどり着きました。あくまで、僕が立てた仮説ですからね。それは、「チチの思い込みの強さが原因なのではないだろうか?」というものです。

 

思い込みがチチを教育ママに!?

チチの思い込みが強いのは、先述した悟空との結婚のエピソードを読んでもらうとよーくわかると思います。よくわからん理由で、「この人と結婚するしかない」と思い込み、それから約7年もの間「悟空と結婚するんだ」と思い込み続けてゴールインします。(ぶっちゃけ自分が悟空の立場だったらちょっと怖いっす。)

 

で、おそらくなんだけどこの性格っていうのは結婚後も変わってないんじゃないかと。

 

ここからは僕の勝手な想像でしかないんだけど、たぶん悟飯が生まれたあたりでチチは「これからの時代は勉強ができなきゃだめだ。勉強ができるものが偉くなれる」みたいなことをテレビなりラジオなりあるいは近所の人から聞いたんじゃないでしょうか。

 

その時にチチは「そうか!これからは勉強の時代なんだ!」と思いこみます。じゃあ、いざ悟飯に勉強を教えようとなったときに、周りを見てみると夫は筋金入りの武術大好き人間で勉強のべの字も知らない。自分の父親も元々は武道家をやっていたし、かつては各地から金品を奪う強盗まがいのことをやっていたりして、勉強なんてものを教えられるはずもない。

 

「このままじゃあ悟飯の将来が・・・。男どもは頼れねぇ!!こうなったらオラがやるしかねぇ!!」

 

こんな風に思ったんじゃないかな?そんで思い込むと一直線のチチさんは、そこから悟飯のお勉強の邪魔になるものをなるべく排除しようと考えます。それは何かというと武術ですね。なんといっても、家には武術大好き人間の夫と、元々武術家だった父親がいるわけですから、放っておいたらいつの間にかご飯も武術の道に引きずり込まれる可能性大です。

 

なので、彼らに武術を教える隙を与えない。そのために、悟飯が家にいる時は悟空や牛魔王が武術を教えないように監視、さらに幼いころから塾に通わせることで勉強づけにし、興味が武術に向かないようにしたのではないかと思います。

 

まとめ

そんなわけで今回は「チチはなぜ教育ママになったのか?」ということを考えてみました。

 

先述したように、始まりはチチの思い込みの強さが原因だったのではないかと思います。もちろん、これはあくまで仮説なので実際のところどうかはわかりませんが、ありうるのかなと思います。もし、正解を知っている方などいましたら教えてくださいね。