マンガから学ぼうシリーズ。
今回はドラゴンボール22巻からです。
悟空は宇宙船の中で修業をしながらナメック星に向かっていました。目的はナメック星でピンチに陥っている悟飯たちを助けに行くことと、ドラゴンボールを見つけ出すことです。修業中少し休憩をしていると、界王様から通信が入りピッコロ、ヤムチャ、天津飯、チャオズの4人が界王様のところで修業をしていることを知ります。
一方悟空は何も事情を知らない界王様にナメック星で今大変なことが起きているということを報告。なんと悟空がやっとのことで追い返したベジータがナメック星に来ており、さらにその中の一人はベジータをはるかに上回る強さを持っているということだったのです。
おどろく界王様。そしてナメック星にいるその人物の正体を探ってみると、そいつがとんでもない強さを持つフリーザであるということがわかったのです。
フリーザの恐ろしさをよくわかっている界王様は悟空にこう忠告します。
ご・・・悟空よ
こ こんどばかりは
あ・・・あいてが
わるい・・・
と・・・いうより
最悪のやつだ‥‥‥
とても 手におえる
あいてではない・・・
ぜ ぜったい
そいつには手を
出すんじゃないぞ・・・
引用元:ドラゴンボール (巻22) (ジャンプ・コミックス) p125
そんな界王様の忠告に対して一応従うふりをする悟空ですが、宇宙船の中でこうつぶやくのでした。
へへ・・・・・・・・・
たとえ
手をださねえに
したって‥‥‥
強くなって
損はねえさ!
引用元:ドラゴンボール (巻22) (ジャンプ・コミックス) p128
こうしてナメック星に向かう宇宙船の中でますます修業に励む悟空なのでした。
悟空のように他人のことは気にせず、自分の成長を考えよう。
僕はこの悟空の前向きなセリフというか、向上心みたいなのがとても好きなんですよね。
悟空ってそもそも相手と自分をあんまり比較しないんですよ。今回も界王様がどれだけ「フリーザは恐ろしいんだぞ!!」って言っても「まぁ、闘わないにしてもレベル上げといて損はないよね。」っていう発想で黙々と修業に取り組むわけです。
もちろん悟空の中にも「相手に勝ちたい。」とか「負けたくない。」っていう気持ちは多少あるんだろうけど、そこに固執してないんですよね。
つまり相手がどーのこーのっていうよりも「いかに自分が今よりも強くなるか。」ってことに重点が置かれている。そのためにしっかりとやるべきことをやってたらいつの間にか相手を上回っていたっていう感じなんだと思うんです。
実際、悟空は宇宙船の中でひたすら修業をしていたわけだけど、この間「フリーザに勝とう。」っていう感じで修業してないんですよね。いかに「今の自分を超えるか。」「今よりもレベルアップするか。」っていう考えで修業をしていたはずです。その結果知らないうちに、サイヤ人のレベルをはるかに超える強さを身につけていたというわけです。
この悟空の姿勢って僕らも見習うべきなんじゃないかな?
世の中見渡すとそれこそ凡人じゃあ到底到達できないようなすごい能力を持った人っていうのは沢山います。それこそフリーザのような「ちょっと追いつけないんじゃないか」っていうレベルの人ってどのジャンルにもいると思うんですよね。同じ努力をしてもぜんぜん吸収力が違ったり、おなじことやらせても全然かなわない。そんな人っていると思うんです。
でもそこでその人と自分を比較して「あー、自分はあの人には勝てないから努力しなくてもいいや。」って諦めちゃったらそこで自分の成長は止まっちゃうわけです。
でも、そこで諦めない。確かにすんごい人にはかなわないかもしれない、追いつけないかもしれないけど、それこそ悟空が言うように
「強くなって損はねぇさ!」
なんですよね。自分の能力を上げること、レベルアップすることで損することってありません。むしろドンドンできることが増えていくし自信もつくし自己肯定感みたいなものも増していくんじゃないでしょうか?
だから悟空のようにまず他人と比較するのをやめて「どうやったら自分が成長できるのか?」ってことを考えてみましょう。少しずつでもいいので自分を成長させるためにはどうすればいいのか考え実行していく。その結果メチャメチャ充実した日々を送れるようになるんじゃないかな?
「他人と比較するな!!自分の成長を追い求めよ!!」
こんな姿勢で日々少しずつ成長していきたいものですね♪
それではまた!!