僕は子供のころからドラゴンボールが大好きで、30過ぎた今でも映画を観に行ってしまうほどです。
参考記事:『ドラゴンボール超 ブロリー』を観た率直な感想を書いてみた!! - エンタメなしでは生きてけない!!
で、このドラゴンボールの主人公は孫悟空(カカロット)なんだけど、この悟空の父親の『バーダック』っていうキャラが個人的にかなり好きなキャラの一人なんですよね。ちなみに、このバーダックは原作ではほんのちょっとしか出てこないんだけど、かなりファンがいるキャラだったりします。
ちなみにバーダックはこんな感じです。
でね、このバーダックについてふと考えたことがあるんですよね。
「なんで彼はここまで人気があるんだろうか?」ってね。
でやっぱり、一番でかいのは彼がフリーザに戦いを挑んだエピソードがアニメで放送されたということだと思うんですよね。(詳しくは「たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~」をググってね)
そこでの彼の姿っていうのがやっぱり「めちゃめちゃかっこよかった!!」っていうのがあると思います。じゃあ、どういうところがかっこいいのか?それは
「圧倒的に巨大な力に対してひるまずに闘った」という彼の姿勢だと思うんですよね。
圧倒的に巨大な敵に対して、まったくひるまなかったバーダック!!
バーダックは悟空の父親でもちろん彼と同じくサイヤ人です。この当時のサイヤ人たちは惑星ベジータというところに住んでいたんだけど、すでにフリーザという超つえぇぇやつに支配されてしまっているんですよね。
で、サイヤ人っていうのは戦闘民族で本来血の気の多い連中なんだけど、フリーザに従ってるわけです。まぁ、フリーザはとんでもなく強いですからね。
でね、フリーザとサイヤ人たちは表面上仲良くしているように見えるんだけど、実はフリーザたちは「サイヤ人は徒党を組んだらやっかいだから殺してしまおう」っていう思惑があったわけです。(原作でベジータも話してます)
それにいち早く気づいたのが、当時サイヤ人の一兵士であったバーダック。で彼はみんなに「フリーザはサイヤ人を消そうとしてるんだぞ!!」って説得をするんです。でも、すっかりフリーザたちに懐柔された他のサイヤ人は、バーダックのいうことなんて聞いてくれない。むしろ「そんなはずないだろ」と彼を馬鹿にするんですね。
そこで、彼がどうしたか?まさに「たった一人の最終決戦」ですよね。圧倒的に強く巨大な存在であるフリーザ軍に一人で向かっていきます。その姿がもうめちゃめちゃかっこいい!!
やっぱりね、人は巨大な権力には弱いし服従してしまうじゃないですか?現実社会だと特にそういう場面をどこでも目の当たりにするわけですよ。そして、ぼく自身もやっぱりどこか権力に対して怖れを抱いている部分ってあるわけです。権力に抗えるかどうかの自信はあんまりないんです。
そこにバーダックのあの姿ですよ!!権力があろうがめちゃめちゃ強かろうが関係ねぇ!!俺たちを馬鹿にし存在を否定し好き勝手にするような相手はどんなやつだろうとぶっとばす!
ぶっちゃけバーダックはまぁ敵わないですよ。彼は下級戦士のサイヤ人で、戦闘力は1万程度(これでも十分すげぇ。)一方のフリーザは変身すらしてない状態で53万です。その差53倍‥‥‥。これは致命的な差です。
もしかしたらバーダックも頭のどこかでは「フリーザには敵わないかも」と思っていたかもしれません。だからといって彼は屈服しないし、抵抗し続ける。そんな彼の心の強さですよね。これがもうたまらんわけです。
強いものに立ち向かう弱きものの姿というのは、いつの時代も胸を打つものです。たとえそれが勝ち目のない戦いであったとしても‥‥‥。
まとめ
というわけで、今回はサクッとだけど「悟空の父親のバーダックはなぜ人気なのか?」を書いてみました。
もちろん、好戦的な性格とか技がカッコいいとか色々人気の理由はあると思います。ただ、個人的には「自分よりも圧倒的に強いやつに立ち向かうその姿勢がかっこえぇぇ!」という感じです。
もしね、まだバーダックの雄姿観たことないっていう人がいたら「たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~」を観てください!マジで惚れる!男の中の男バーダックの姿をぜひご覧になってみてください!!