エンタメなしでは生きてけない!!

管理人が「これは面白れぇ!!」「これは人にすすめたい!!」「これはタメになる!!」そんなエンタメ作品の紹介や、エンタメから学んだことを中心に書きつづるブログです♪

『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』なぜ人は非合理な行動をとるのかが理解できるおもしろい漫画でした!!

あなたは行動経済学をご存知でしょうか?

 

行動経済学とは、従来の経済学では説明しきれない人間の経済行動を人間の心理という視点から解明しようとする新しい経済学です。

引用元:『行動経済学まんが』ヘンテコノミクス 表紙裏 佐藤 雅彦/菅 俊一 マガジンハウス

 

こう書かれているように、行動経済学とは人間の心理に着目し「人がなぜそのような経済行動をとるのか?」を解き明かそうとするものです。

 

僕らは普段とても合理的にふるまっているように思うかもしれませんが、振り返ると実に不合理で「えっ?何でそんな行動しちゃうの?」ということを無意識のうちにやっていたりするわけです。これがまた知れば知るほど人の非合理さが浮かび上がってきて、とても面白いんですよね。

 

で、今回はそんな行動経済学を楽しく学べるマンガがあったので、紹介してみることにしました♪それがこちらです。

 

 

 

この『行動経学まんが ヘンテコノミクス』という本では、23話の話が収録されています。1話につきテーマは1つ。日常の様々な場面を取り上げており、漫画を読みながら自然と「人が起こす不合理な経済行動とその理由」が学べてしまうというわけです。

 

1話の漫画はせいぜい数ページ、そしてお話の終わりにはその漫画の中で説明されていた、人の経済行動についての解説もあり、「ああ、なるほど。こういう理由だったのね」とサクサク理解することができます。

 

書かれている話が非常に身近なのものなので、とてもわかりやすい!!

僕は時々、「○○学」について書かれた漫画を読むことがあるんだけど、漫画にするからには文章よりも分かりやすくあってほしいし、読んだら「ああ、こういうことなんだな」とイメージできるものであってほしいなぁなんて思うわけです。

 

そういう点において本書はオススメだと思います。僕たちの日常にありそうなストーリーの中に、うまく行動経済学の要素を取り入れることで、グッとわかりやすくなっています。

 

行動経済学という文字だけみると非常にお固いイメージを持つ人もいると思うんだけど、この本なら思春期迎えたぐらいの年代からでも普通に楽しめるし、内容も理解できるでしょう。もちろん、僕のように大人になってから「行動経済学とは何ぞや?」という興味を抱いた人が入門書として読むのもいいと思います。

 

行動経済学ってとんなもの?具体例を紹介する

ちなみに、一個この本に書かれているものを一つ紹介してみましょう。ご存知の方もいるかもしれませんが「極端回避性」というものがあります。これは、どういうものなのでしょうか?本書から引用してみます。

 

私たちは、3段階の選択肢を提示されるといちばん上や下という極端な選択を回避してできるだけ無難な選択、つまり真ん中の選択肢を選ぼうとする傾向があります。

引用元:『行動経済学』p67

 

この心理を説明するためによく使われるのが料理の注文です。例えばあるレストランに以下のようなメニューがあったとしましょう。

 

  • Aランチ⇒2000円
  • Bランチ⇒1500円

 

もちろんどちらを選ぶかは人に寄りますが、仮にAランチとBランチの料理の数がそこまで変わらない場合、Bランチを選ぶ人が多いはずです。ではそこに新たに別のメニューをくわえます。

 

  • Cランチ⇒3000円
  • Aランチ⇒2000円
  • Bランチ⇒1500円

 

こうなった時に、「極端回避性」により僕たちはCランチでもBランチでもなく真ん中のAランチを選んでしまうというわけです。

 

これおもしろくないですか?二つの時はBランチを選んでいるにもかかわらず、一つ高いものが増えるだけで僕らはやすやすと選択を変えてしまうんです。この「極端回避性」によってね。

 

もし、これを読んだ後に友達とランチとか何か買い物に行く機会があった時には、ぜひ確認してみてください。もちろん、100%というわけではないにせよ、真ん中を選ぶ傾向にある人が多くなるはずです。

 

で、この理論を知っておくと、例えばあなたがお店側の人間であれば客単価を挙げたい時に「そうか、もう一つ値段の上のメニューを提供すればいいんだ」という発想になるわけです。(実際この本でもそういうストーリーが描かれます。)

 

逆に、客側であれば知らず知らずのうちに「極端回避性」に基づいて選択をしていたものを「あれ?これあの理論じゃないか?」と気づくことができますよね。その上で「はたして自分はこれを本当に欲しかったものなのか?」って考えればいい。それでもほしければ、それを買えばいいだろうし、「いやっ、冷静に考えたら別に一番安いので十分だったわ」ってこともあるわけです。無意識のうちに選択してしまうのではなく、自分で意識的に選択することができるようになるわけですね。

 

今回はこの一例だけですが、この本には他にも僕やあなたが「無意識のうちに行ってしまう不合理な行動」が多く描かれています。この本の内容を理解することで、経済における売り手、買い手どちらの立場に立っても役に立つ内容を学べるはずです。

 

まとめ

そんなわけで、今回は『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』という本を紹介してみました。

 

本書は非常に楽しく日常に役立つ実用的な一冊だと思います。

 

行動経済学についてちょっと知りたいという人や、人の心理について学んでみたいという人、まずは易しいところから行動経済学を学びたいという人など、様々な人におススメの一冊です。興味がある方はぜひご覧になってみてください♪