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ダメダメだった水木しげる先生の若き日のエピソードから学べることとは?

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昭和という時代を生きた漫画家、水木しげる先生。

 

僕が好きな先生の漫画、『昭和史』には昭和がどんな時代だったのか?を水木先生の人生と共に学べるとても面白い漫画です。

ちなみに読者の方って水木先生に対してどんなイメージがありますか?多くのの方がちょっととぼけた愉快なおじいさんというイメージを持っているのではないでしょうか?

 

よくいえばマイペースだし悪く言えばボーっとしているそんな印象を持ってるんじゃないかな?その水木先生なんだけど、昭和史には先生の子供の頃のエピソードなんかもちょこちょこ出てきます。はっきりいって水木先生ってね

 

「ダメなタイプの人」

 

だったんですよね。下に書いたのは水木先生の小学生の時代から戦争に行く前までのエピソードをざっくりまとめたものなんだけど、結構驚くと思いますよ。

 

  • 親兄弟に起こされようが近所の子に起こされようが、朝起きれないから学校には必ず遅刻をする
  • 学校の行くとすでに算数の授業は終わっている
  • そのため試験ではいつも算数が0点ばかりで進学をあきらざるをえなかった。
  • 高等小学校卒業後に入った製版屋をすぐにクビに(いねむりしちゃう)
  • 別の製版屋を父親に紹介してもらうも、ミスをしてここもクビに(届け物を放り出してなくしちゃう)
  • 精華美術学院という学校に入学。朝が早いなど様々な理由で一年の大半は通えずじまい
  • 大阪府立園芸学校を受けるも、定員50名で応募した人数が51名だったのに試験に落ちる(面接のときに馬鹿正直にこの学校は次に行くまでのつなぎというニュアンスのことを言っちゃう)
  • その後松下電器の職工になるために就職するも、またもクビに(先輩と喧嘩して)
  • 新聞配達員になり、しばらくして日本工業学校の採掘科に入学する。しかし時間に遅れるなどして新聞配達はクビになり、学校も英語が0点で落第
  • 大阪夜間中学入学。昼は中之島洋画研究所でデッサンなどをする
  • 兵隊として戦争に召集される

 

ねっ?ビックリするでしょ?クビになったり、学校落第したりしまくりなんですよ。

 

そんでさ、真面目な人だと多分こんな経験してきたら多少は落ち込むと思うんですよね。中には「俺はダメなやつだ!!」ってめっちゃ自分のことを責めてしまう人もいると思う。

 

ほらっ、若い人でも不登校になったり引きこもりになったりして、ちょっと進路に迷ったり躓いちゃうと「もう人生おしまいだ。」って思いこんじゃう人いるじゃないですか?

 

そんな人には昭和史読んで水木先生のダメダメなエピソードを読んでほしい。そんで僕は若き日の先生のエピソードから学べることってたくさんあると思うわけです。

 

一つの場所がダメでも、また別の場所へ行けばいい

上記のエピソードを見てると、水木先生って一つの場所がダメでもそんなに落ち込まないんですよ。いやっ、ほんとは描かれてないところで「俺ってダメなのかも」と思っていたのかもしれない。でも少なくともめっちゃ落ち込んだりとか、自分を責めてる感じってなくてわりとのほほーんとしてるわけです。

 

そんでしばらくしたらすぐまた別のところに行くんだよね。お父さんに勧められたり、自分で見つけてきたりして「じゃあ、行ってみるかなぁ。」って感じで。

 

こんな風に一つの場所がダメでも、そこが全てだと思い込まない。そこでうまくいかなかったとしても「自分はダメなやつだ。」って自分を責めない。これってすごく大事なことなんじゃないかな?

 

学校でも職場でも「ここしかない」って思った場所でうまくいかなかったらそりゃ、自信失うよね。自分を責めちゃうこともある。でも、実際はそうじゃなくて他にも場所はあるわけですよ。

 

だからちょっと真面目で「ここしかない」と思いこんじゃう人はこの水木先生のどんどん次に移っていく身軽さを参考にしてみてほしい。

 

冷静に考えたら学校も職場も沢山ある中で、必ずしも行ったところが自分に合ってるかどうかなんてわからないんだよね。さらに言えばある人にとってはいい環境でも、ある人にとっては全然良くない場所もあるわけですよ。

 

だから、一個の場所がダメでも自分を必要以上に責めたりしなくていいんじゃないでしょうか?それよりも「ああ、ここはダメだったか。」ぐらいの感じでまた次を探す方が苦しくないし、そうやって色々探したりあれこれ試してみたりすればよりいい環境に巡り合えると思います。

 

一個ダメでも大丈夫。自分を責めず違うところに目を向けてみましょう。

 

まとめ

そんなわけで、今回はダメダメだった水木しげる先生のエピソードから学んでみました。

 

一つしかないと思い込まないこと。別の場所もあるということ。

 

この事をお忘れなく♪

 

それでは今回はこの辺で失礼します!

 

ちなみに今回のエピソードは昭和史の2巻と3巻に掲載されているので良かったらご覧ください♪