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『働かないふたり』何もできないと思っている無職やニートは春子の行動から学んでみよう。

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働かないふたりは兄妹のニートの日常を描いた作品です。兄の守はわりとコミュ強で友達や知り合いも多いニート。妹の春子は対人恐怖症気味の人見知りなんだけど、狭い範囲で知人や友人はいてそれなりに充実しているように見えます。

 

で、この作品をパラパラと読んでいて「ああ、いいなぁ」と思った話があったんですよね。どういう話かというと、春子が友達のあかねちんって子の家に看病にいくんですね。あかねちんは一人暮らしなんだけど、風邪を引いちゃっててどうやらちょっと動けないぐらい体調が悪いし病院の診察時間はすでに終わってしまってるしで不安な状況にいます。

 

このままだとまずいなということで、唯一といってもいい友達の春子に家に来て看病してほしいとお願いをするんですね。それに対して春子は嫌な顔一つせずあかねちんの家に来て、電気毛布とか氷枕を持ってきたりたまごがゆを作ってあげたりするんです。

 

あかねちんはそのことがよっぽどうれしかったのか、後日お礼としてゲームを三本春子にプレゼントするのですが(春子はゲーム好き)、この話を読んで「ああ、無職とかニートの人に参考になる話なんじゃないかな」と思ったわけです。

 

何もできない人なんていない

まず、勘違いしてほしくないのは無職やニートの人が何もできないなんてことはないと思うんですよね。でも無職やニートの人の中には「自分には何もできないんじゃないかと思い込んでいる人」っていうのがそれなりにいるのではないかと。過去の失敗とか人と比べすぎちゃったりして「いやぁ、自分なんてダメなんだ」と責めちゃってメチャメチャ自己肯定感が低かったりするんですよね。

 

でも、本当にそうなのでしょうか?ニートとか無職の人ってなんもできないんですかね?いやっ、そんなことはないだろと僕は思うわけです。

 

今回紹介した春子の例を見てみてください。春子がしたのって別に難しいことじゃないじゃないですか。風邪引いた友達の家に毛布や枕などを持って行ったり、ちょっとしたご飯を作ったぐらいなんですよ。それでも、メチャメチャ喜んでもらえてお返しまでもらえたわけです。これぐらいだったら別にできそうですよね。別にとんでもなく高いスキルとか異次元のコミュニケーション能力なんていらないわけです。

 

困っている人や問題を抱えている人を手伝ったりサポートして喜んでもらおう

もちろん高いスキルやコミュニケーション能力が必要ないというわけじゃないし、それを身に着けようとするのも悪いことではありません。ただ、じゃあ現時点でそういった能力がないからといって何もできないわけじゃないってことです。

 

別に高い能力なんていりません。普段自分が当たり前のようできることでも、状況が変わればそれが他人にとっては嬉しいことだったり、ありがたいと思えることだったりするわけです。春子があかねちんを看病したようにね。

 

なので、もし今これを読んでいる無職やニートの人で自分は何もできないと思いこんでしまっている人は、本当に些細な事でもいいので困りごとや問題を抱えている人を手伝ったりサポートしてみてください。

 

困りごととか問題とかっていうと難しく考えがちだけど、ほんと簡単な事でいいんですよ。例えば身近なところで言えば「この日は忙しくて買い物行けなさそう」っていうお母さんの代わりに買い物行くことだって問題解決だし、隣の家に住んでるおばあさんの家の庭でボーボに伸び切ってる草を刈ってあげるのだってそうでしょう。引越しをする友だちと一緒に荷物を段ボールに入れるのだって立派なお手伝いです。

 

そういう些細なことでも、人を手伝ったりサポートしていくと人から喜んでもらえます。ありがとうって言ってもらえます。それが積み重なってくると自己肯定感が上がって「なんか意外と自分にもできることあるかもな」って思えるようになります。

 

自己肯定感が低くて「自分何もできねぇ」って思いこんでしまっている無職やニートの人にはちょろっと参考にしてもらえたらななんて思っております。