マンガなしでは生きてけない!!

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今からでも遅くはない。三井寿のように自分の気持ちに素直になろう。

 マンガから学ぼうシリーズ。

 

今回はスラムダンク8巻からです。

 

8巻では湘北高校3年で不良グループの一員である三井寿が、じつはバスケ部で中学時代には県大会で優勝し、MVPにも選ばれたスタープレーヤーだったことが発覚します。

 

三井は入学してすぐに二度膝をケガしてしまい、それが原因でバスケ部に姿を現さなくなってしまったということも語られます。

 

不良になった三井寿

バスケ部に姿を見せなくなった三井は、その後不良になります。そして今回湘北バスケ部をともに襲った鉄男や堀田などとつるむようになるんです。

 

そして自分の次の代に入ってきた新入生宮城リョータに目を付け、彼と乱闘騒ぎを起こし両者ともに病院送りに。バレていれば出場停止も免れなかった事件にまでなってしまったんです。

 

その後退院した三井は再び宮城と湘北バスケ部をつぶすために、不良仲間を連れて体育館へと乗り込んできたというわけです。

 

三井は本当はバスケ部に戻りたかった

三井は湘北バスケ部に入部した当初、将来を期待されるルーキーでした。先述したように中学時代には県大会で優勝し大会MVPも獲得。木暮曰く「武石中の三井寿を知らない奴はいなかった。」というぐらい有名な存在だったんです。そりゃ、みんな期待しますよね。

 

でも、彼はケガをして心が折れてしまいバスケから離れてしまった。でも本当はバスケ部に戻りたかった。だから自分と同じようにルーキーとして期待されていた宮城に嫉妬をして絡んでいったわけです。

 

 そして、不良仲間である堀田にこんな言葉をかけられます。

 

三っちゃん

本当は・・・

バスケ部に

戻りたいんじゃ・・・

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)

 

本心を突くような堀田の言葉に慌てて彼を殴って黙らせる三井。さらに木暮からも「足が治ったんだったらまた一緒にやろう。」と誘われます。

 

ところが三井にもプライドはありますからね。一度は不良になりバスケ部をつぶすようなこともしたぐらいですから「はいっ、一緒にやろう。」と素直には言えません。自分の気持ちをごまかすかのように木暮を突き飛ばしこんな言葉を言ってしまうのです。

 

バスケなんて単なるクラブ活動じゃねーか!!

つまんなくなったから止めたんだ!!

それが悪いか!!

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)p177

 

バスケを否定するかのような言葉ですが、その表情には明らかに戸惑っています。バスケを好きな自分とバスケを捨てた自分が戦っていて、むりやり捨てた自分を肯定しているそんな表情。ここまで来たらもう後には引けないといわんばかりです。そんな三井に対して木暮も彼の思いを爆発させます。

 

何が全国制覇だ・・・・・・・・・

何が日本一だ!!

何が湘北を強くしてやる!!

お前は根性なしだ‥‥‥三井‥‥‥

ただの根性なしじゃねーか‥‥‥

根性なしの癖に何が全国制覇だ・・・

夢見させるようなことを言うな!!

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)p178

 

入学当初誰よりも三井のすごさに驚き、赤木と三井の二人のいるチームなら「全国も夢じゃないかも」と期待に胸を膨らませていた木暮です。三井がケガで入院をした時には病室まで訪れ三井ががなぜそこまで強くない湘北バスケ部に入ったのかという理由も聞いています。

 

誰よりも三井の才能を認め、誰よりも期待していた木暮だからこそ三井の発言は許せなかった。普段優しさの塊のような木暮が見せた怒りと悲しみが合わさったような表情は彼の気持ちを痛いほど伝えてくれています。

 

そんな木暮の言葉に過去の自分を思い出し戸惑う三井。でも必死に過去のバスケが好きだった自分を振り払うように木暮を突き飛ばすのです。

 

そして宮城から決定的な一言を投げかけられます。

 

いちばん 過去にこだわってんのは

アンタだろ・・・

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)p180

 

そうなんですよね。三井が一番過去にこだわっている。不良になり捨てたはずの栄光にもこだわってるし、何よりバスケットというものにこだわり続けている。今回の一連の騒動はまさにそんな三井の思いが悪い方向に出てしまったというわけです。

 

宮城に図星を疲れ黙る三井。そしてここで彼にとって決定的な出来事が訪れます。

 

恩師、安西先生登場。三井はようやく自分の気持ちに素直になれた

この時体育館はけんかがばれると問題になるということでドアはすべて閉められた状態でした。そこにバスケ部の顧問である安西先生がやってきてドアを開けるように促します。

 

マネージャーの彩子がドアを開け体育館に足を踏み入れる安西先生。安西先生の姿が目に入った移った瞬間まるで走馬灯のように中学時代の栄光、バスケ部に入部した日々、そして自分が県大会決勝で一度は試合をあきらめかけた時に安西先生がかけてくれたある言葉が浮かんでくるのです。

 

最後まで

希望を捨てちゃいかん・・・

あきらめたらそこで試合終了だよ

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)p184~185

 

その瞬間、三井の目には涙があふれてくるのでした。

 

安西先生・・・

安西先生・・・!!

バスケがしたいです‥‥‥ 

引用元:スラムダンク (8) (ジャンプ・コミックス)p185~186

 

自分にとって最大の恩師である安西先生を目の前に、泣き崩れる三井寿。彼はついにバスケットがしたいという自分の本心を口にするのでした。

 

ちなみに、このシーンを今読み返しながら書いてますが僕も三井と同じかそれ以上に号泣してます(笑)

 

いやっ、三井が悪いのはわかるんですよ。いくら自分が挫折したからと言って、バスケ部をつぶそうとしていい理由なんてないわけです。

 

でも人間っていうのはうまくいっている人であっても大きな挫折でなかば自暴自棄のような状態になってしまうっていう気持ちもなんかわかるんですよね。きっと三井もバスケから離れて半ば「どうでもいいや。」っていう気持ちだったんだろうなぁなんてことが想像できるしそれってツライと思うんですよね、僕は彼の気持ちにけっこう共感しちゃいましてね。

 

そんでもって恩師である安西先生と再会した時に走馬灯のように出てくる過去のシーンと安西先生のセリフよ。「あきらめたらそこで試合終了だよ。」なんてまさに今の三井にぴったりの言葉じゃないですか。

 

「ああ、よかったね。三井‥‥‥。」なんて思ったら毎回泣けてきちゃうんです。僕はもういいおっさんなんですがこのシーンだけはダメだね。なんか自分にも言われているような気がして思わず「安西先生!!」って言ってしまいそうになります。それぐらい僕にとっては心揺さぶられる感動的なシーンだと思ってます。

 

三井のように自分の気持ちに素直になれ!!

ここで三井が自分の気持ちに素直になれず、バスケットに対する気持ちを語ることなく再び不良に戻っていたらどうなっていたでしょうか?おそらく三井は一生後悔し続けたんじゃないかな?それこそ死ぬまで頭のどこかで「バスケットをやっておけばよかった。」って思っていたと思います。

 

三井は実質2年近くを棒に振ったわけだけどそれでもギリギリバスケ部に戻ることができたんです。意地もプライドもすべて捨てて自分の本当の気持ちに素直になった。確かに時間はかかったかもしれないけど、この決断を彼は後悔することはないでしょう。

 

この事から学べるのはシンプルですね。

 

「自分の気持ちに素直になろう。」

 

ってことです。遅すぎることなんてありません。過去にやり残したことがあってそれが自分の中に引っかかっているのだとしたら、三井のように意地もプライドも捨ててやってしまいましょう。

 

そうすればきっと後悔のない人生を送れるのではないかと僕は思っています。

 

それではまた!!

 

めっちゃ泣けるのでぜひスラムダンク未読の人はぜひ読んでみてくださいね♪