エンタメなしでは生きてけない!!

これは面白い!!これは人にすすめたい!!そんなエンタメ作品の紹介をしていきます!

『トーキョー無職日記』から学ぶ、行き詰った自分を変えるための方法とは?

先日感想を書いた『トーキョー無職日記』という作品があります。

 

 参考記事:『トーキョー無職日記』大学を辞めて無職になった青年の奮闘記!! - エンタメなしでは生きてけない!!


この作品の主人公のハルオは、大学に通うも引きこもり状態になり、しまいには大学を中退してしまいます。その後上京したハルオは様々な人との出会いを経験し、少しずつ成長していきます。

 

正直最初のハルオはかなり頼りないし、情緒不安定で「大丈夫かなぁ」という感じなんですよね。頑張って上京したのはいいものの、自信もない状態。でも物語が進むにつ入れて少しずつではあるけど、周りからも認められていき、自信もついていく様子を見ることができます。

 

で、僕はこの作品を読みながらこんなことを思ったんですよね。

 

「ハルオがここまで変わることができたのはなぜだろうか?」って。ほら人ってなんやかんやでなかなか変わるのって難しいと思うんですよ。長年染みついた考えもあるし、人を変えるのって本当に難しいと思うわけです。でも、作中のハルオは明らかに変わったわけです。

 

その違いはどこにあるんだろうと?そう考えた時に、だいぶ前に目にした経営コンサルタントの大前研一さんという方が言っていた「人間が変わるための3つの方法」なんです。

 

参考記事: 大前研一さんから学ぶ、人間が変わるための3つの方法とは??

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『トーキョー無職日記』大学を辞めて無職になった青年の奮闘記!!

誰にだって若いころはあり、周りを見ては「自分はこのままでいいのだろうか?」「自分はこの先どうしていけばいいのか?」といったことを考えるのではないでしょうか?漠然とした将来への不安、焦燥感、周りとの比較からくる劣等感などなど、特に若いうちはそういった感情に振り回されて自分を見失ってしまいがちな気がします。

 

さて、今回紹介するのは、そんなどこにでもいる若者が主人公の漫画です。

 

著者のトリバタケさんは大学を中退後上京。アルバイト生活を経てイラストレーターや、漫画家、キャラクターデザインなどをされています。本書は、そんなトリバタケさんが上京して無職だった時の経験を基にして描いた作品です。

 

今回はこの作品について紹介していきたいと思います!!

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『「子供を殺してください」という親たち』様々な家族が抱える問題をまざまざと見せつけられる衝撃作!!

どうも生きていると家族は仲のいいもの、家族は素晴らしいもの、家族は助け合うものという風に、家族というものに対してポジティブなイメージを植え付けようとして来たり、「それが当たり前だ!!」と言わんばかりに美しい家族像を押し付けてくる人もいるわけです。

 

でもね、現実はそうじゃないでしょうと。家族ってそんなキレイもんじゃないよねと。表向きはキラキラしているように見えても、中はドロドロのグッチャグッチャで修復不可能。家族もその問題を見て見ぬふりして臭いものに蓋をするかのようにスルーし続けて、それが一気に大爆発を起こす。暴力事件、それがエスカレートすれば親族間での殺人事件まで起こる。僕らはそうした家族間の問題を毎年のように見せつけられてきたはずです。

 

そう、家族は決して美しいだけのものじゃないんです。そう思い込んでいるのは、幻想でありきれいなところしか見ようとしていない盲目的な人間なのだと僕は思います。いい加減に家族を崇拝するのはやめようぜと、家族に何も問題がないかのように語るのはよそうぜと。

 

そこで今回はそんな家族は美しい、家族は素晴らしいと思い込みたい人の目をハッと覚ましてくれるインパクトの強い漫画を紹介してみようと思います。

 

著者の押川さんは様々な精神的な病を抱えながらも医者にかかっていなかったり、放置されてしまった人たちを医療につなげる活動をされてきた方です。この漫画は、その押川さんが実際に支援した現場での話を漫画化したもの。その内容は非常に衝撃的かつリアルな描写で描かれています。

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『児童福祉司 一貫田逸子』児童相談所の仕事について知りたい人におススメの作品!!

 厚生労働省の『平成29年度児童虐待対応件数(速報値)』を見ると、児童虐待対応件数は統計を取り始めた1990年から毎年のように増加をしています。

 

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/000348313.pdf

 

この数値の増加には、社会が「以前に比べて社会が虐待に関心を持つようになった」ことが大きく関与しているように思います。実際、さきほどの資料でも警察や近隣知人、家族や学校からの相談件数は増えているとされており「これまではそれぞれ家族の教育やしつけは別だから」ということで、見過ごされてきた虐待あるいはそれに近いものも通報されるようになったわけです。

 

僕はこの流れはとてもいいことだと思っています。これまでの「子供は家族で育てるもの」という考えは、あまりにも家族に負担が大きいし、時に社会の責任を放棄させてしまうことにもなりかねません。それよりも「子供は家族と社会で育てる」という形にし、もし子供が虐待されているようなことがあれば、積極的に外から関わり支援をしていく。その方が家族の負担も減るし、何より子供が救われるはずだと思うからです。

 

ところで、あなたは虐待が行われた時にどこに通告するのかをご存知でしょうか?

 

児童虐待防止法第6条第1項

児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。

 

つまり、

 

  • 市町村
  • 福祉事務所
  • 児童相談所

 

が通告先になるということです。その中でも最近は児童相談所への注目が特に高まっているように思います。テレビでも虐待によって犠牲になったお子さんの事件に付随して、児童相談所の仕事内容や、その実態などがしばしば取り上げられたりしますよね。

 

ただ、なかなかじっくりテレビなんかを見れないし、本を読んだりというのもちょっと‥‥‥なんていう人もいると思います。そこで、今回はそんな児童相談所の仕事や課題なんかを理解できるマンガを紹介してみようと思います。

 

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『最強伝説黒沢』から学ぶ、周りから人望を得るための方法とは?

『最強伝説黒沢』の主人公黒沢は物語の当初とにかく人望がないんですよね。彼は建築会社の作業員として働いてるわけですけど、人望がなさ過ぎるがゆえに、突飛な方法でてっとり早く人望を手に入れようとして失敗してしまうわけです。(後に少しずつ慕われるようになりますが‥‥‥)黒沢、あんた不器用すぎる。

 

でね、僕はこの黒沢の姿を見ていて、僕はこう思ったんですよね。

 

「これ、黒沢と逆のことをすれば人望って得られるんじゃね?」と。つまり、黒沢を反面教師にすることができれば、周りの人たちから人望を得ることができるんじゃないかなと。

 

というわけで、今回は『最強伝説黒沢』の主人公黒沢を反面教師にして、どうすれ場周りの人から人望を得ることができるのかっていうのを学んでみたいと思います。

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