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落ちこぼれから東大へ!?『ドラゴン桜』が面白い!!

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超いまさらなんだけど、三田紀房先生の『ドラゴン桜』を読みました。ドラマ化もされた三田先生の代表作ですね。

 

お話はこんな感じ。定員割れで倒産の危機にある龍山高校。落ちこぼればかりの学校の再建を任されたのは弁護士の桜木。彼がぶちあげたのは「この学校から東大合格者を100人出す!」という実情からはかけ離れたものだった。前代未聞の再建計画に揺れる龍山学園の教職員たち。果たして落ちこぼれたちの中から東大合格者は現れるのか?

 

本作品は桜木と生徒たちが東大を目指す過程で、社会の現実、効率のいい勉強法、受験テクニックなど多くのことを学ぶことができる作品です。

 

作品自体が10年以上前のものなので、やや今の時代とは違う部分もあるとは思うけど勉強方法や受験に対する考え方なんかは今の学生でも十分役に立つ内容なんじゃないでしょうか。

 

この漫画を読むと東大に行けそうな気分になる

自分でもすげぇ単純だなぁって思うんですけどね。この漫画を読むと

 

「自分も東大行けそうじゃね?」 

 

って気分になるんですよね。

 

ぶっちゃけこの作品で東大を目指している生徒たちっていうのは、一般的には「東大目指してます」なんて言ったら笑われちゃうようなレベル。ヘタすりゃ小学校からやり直さなければならないぐらい勉強が苦手な子たちなんです。しかも、受験までの準備期間はたった1年!!1年間で東大合格を目指すという言ってしまえば無茶なお話なわけです。

 

だけどそんな彼らをサポートする弁護士の桜木がこんなことを言うわけですよ。

 

「教えてやる!東大は簡単だ!」

引用元:『ドラゴン桜』第一巻 表紙のセリフより 三田紀房 講談社

 

もう、これが自信満々なのね。正直「はぁっ?」て話でしょ?だって東大ですよ!?誰もが認める日本で一番勉強ができる人たちが集まる学校じゃないですか。それを簡単だなんてね‥‥‥。

 

作中で東大を目指すことになる生徒たちも当然最初は疑いまくりなわけです。東大は簡単、東大なんて誰でも行けると思っているのは桜木ただ一人。

 

ところが、桜木の連れてきた受験のプロフェッショナルの講師達がほどこす合理的かつ、やや変わった勉強方法によって、生徒たちは少しずつ勉強に慣れ、成績も伸びていくわけです。

 

すると最初はやる気もなかった生徒たちが、段々と自信をつけていくんですよね。そして段々と「自分もできるかも!」と前のめりになっていく。その過程にすんごいワクワクするんです。

 

なので今後受験を考えている人とか、今は受験とか具体的にイメージできてない人なんかにこの本読ませると、「おぉー!なんか自分にもできそうな気がする」って感じで受験に対してのモチベーションが上がる気がします(^^)

 

人生に役立つ知識が学べる!

本作は基本的に受験についてのお話なんだけど、子供から大人まで知っておいた方がいい普遍的な知識が学べます。

 

例えば、本作で東大を目指す生徒の一人に矢島という青年がいます。彼は本作の第二巻で「カタにはめられるの連発されたくない」みたいなことを言うわけですね。それに対して桜木は次のようなセリフを返すわけです。

 

‶カタ‶がなくてお前に何ができるっていうんだ

素のままの自分からオリジナルが生み出せると思ったら大間違いだ!

創造するってことはまず真似ることから始まるんだ!

基礎となる“カタ”をまず身につけそれを工夫とアイデアでアレンジしていくんだ!てめえにその基礎があんのか!」

『ドラゴン桜』第二巻 三田紀房 講談社

 

これってすごく大事なことだと思うんですよね。0→1を生み出せる人っていうのはまぁまれです。というかよっぽどの天才ぐらいしかいないでしょう。ですからまずは先人たちが残してくれたカタの真似から入ること。つまり基礎をしっかりと学ぶことが大事なんだと。

 

ちなみにこれは勉強に限った話じゃないですよね?スポーツにせよ、絵にせよ、音楽にせよ、演技にせよ、何かを始めようと思ったならいきなり「自分のオリジナルのものを生み出すぜ!」なんて言ってもまぁまず無理な話。

 

特に芸術の分野に関しては「オリジナリティが大事だ!」と勘違いして基礎をおろそかにしてしまいがちです。ただ仮に何か作品を生み出せたとしても基礎的なカタも身についていない陳腐なものになってしまうはずです。よく公園でイラスト描いてくれる人とかいますが、ああいう人たちも物凄い数のデッサンを書いたりしてるわけですね。そうやって、基礎を積み重ねた末に個性的なイラストが生まれてくる。

 

「何事も最初は基礎、基礎、基礎。真似、真似、真似。」

 

それこそ、「なんでカタの練習ばかりしなきゃいけないの?」って子供から聞かれたら桜木が矢島にいったことをそのまんまそっくり伝えればいいんじゃないかな?

 

「いいかい。何事もいきなりオリジナルのものを生み出すのは無理なんだ。今個性的な音楽を作っている人たちも、人々の心を打つ絵を残した人たちも、人の真似から始めたんだよ。そうやって、人の真似をして基礎的な技術や知識を学んでから少しずつ自分の個性というのが生まれてきたんだ。だから、最初は基礎を学ぶこと。うまくいっている人の真似をすることが大事なんだ。」

 

こんな感じで丁寧に伝えてあげれば子供も基礎を学ぶこと、真似をすることの大切さっていうのがわかるはずです。

 

この他にも、本作では勉強以外の人生に役立つ知識や方法論などがたくさん詰まっています。大人が読んでいても思わず「なるほど!!」と言ってしまうようなものもあり、読んでいてとても学びになります。

 

そう考えると受験生やこれから受験を考えているお子さんもそうだけど、その親世代や僕のような大人が読むのも全然アリですね。受験とか関係なく楽しめる作品なんじゃないかなと思っています。

 

まとめ

そんなわけで今回は三田紀房先生の『ドラゴン桜』を読んだ感想を書いてみました。

 

落ちこぼれから東大合格というストーリーも面白いし、勉強法やノウハウ、人生に役立つ知識も学べるので、読んでいて非常に楽しめる作品でした。

 

果たして落ちこぼれの生徒たちは一年で東大に合格できるのか?桜木をはじめ教師たちはどのような方法で生徒たちを東大に導くのか?興味があるカタはぜひご覧になってみてください(^^)

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

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