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『ペナントレースやまだたいちの奇蹟』ガムシャラな主人公の姿勢に胸打たれる作品。

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野球漫画というと巨人の星とかドカベンのような誰もが知る有名な作品を思い浮かべる方が多いと思います。

 

ただ、そんな有名な野球漫画を差し置いてといいますか、僕の中では「野球漫画と言えばあれだよなー。」といった感じですんごく印象に残っている漫画がありまして、今回はその作品をちょこっと紹介してみようかなーと思います♪それがこちら♪

 

この『ペナントレースやまだたいちの奇蹟』はかつて少年ジャンプにて掲載されていた作品です。

 

主人公は山田太一(やまだたいち)という青年。太一は少年時代にみたプロ野球チームアストロズ(架空のチーム)の三原監督に憧れて、双子の弟泰二(たいじ)とともにいつかアストロズを優勝させるという夢を抱きます。

 

ところが年齢を重ねるにつれて兄弟の明暗はくっきり分かれちゃうんです。兄の太一はプロ野球どころか高校野球の試合にすら出場できないいわゆる落ちこぼれ。

 

一方弟の泰二は甲子園を制した投手としてプロ野球の球団も注目する選手にまで成長していました。

 

兄の太一にとってプロ野球選手なんて夢のまた夢の世界だったわけですが、ひょんなことからあこがれ続けたアストロズが入団テストを実施することを知ります。

 

当然落ちこぼれの太一が受かるはずはないと思いきや、なんとプロテストに合格。契約金10万円でアストロズの一員になってしまうんです。

 

一方弟の泰二は万年最下位のアストロズへの熱はとっくに冷め、読売ジャイアンツへの入団を希望していました。ところがドラフトで泰二との交渉権を得たのはアストロズの三原監督。泰二はチームを優勝させたら自由契約にしてもらうという条件でアストロズに入団することになります。

 

とはいえアストロズは万年最下位、球団のお荷物と呼ばれているチームです。長年くすぶっていて勝てないチーム状況に選手たちもやる気をなくしており、太一たちが入団した当初、チームにはまったく覇気というものを感じることはできませんでした。

 

そんなチームに風を吹き込んだのが山田兄弟でした。特に兄の太一の存在っていうのが後にアストロズというチームを大きく変えてしまうぐらいまでになるんですね。

 

太一は先述したように高校野球にすら出場できない落ちこぼれの選手です。当然入団当初はとてもプロのレベルでプレーできるような選手ではなかったんです。ところが、その後とてつもない速度で成長をしていきます。

 

最初こそダメダメな太一の存在を馬鹿にしていたアストロズの選手たちですが、ガムシャラに努力しひたすら成長を追い求める太一の姿勢に一人、また一人と影響を受け、ついには各々がチームに入団当初のやる気を取り戻していくんです。

 

この漫画の見どころは色々あるけど、やっぱり太一のガムシャラな姿勢ですよね。太一は登場時には気の毒なくらい何の才能もない落ちこぼれだったんですよね。それこそ双子の弟である泰二にすべて持っていかれちゃったみたいな存在だったんです。

 

それが半ば無理やりアストロズに入ってプロになって、ひたすらに努力を積み重ねていく。周りのことなんか気にせずただガムシャラに野球がうまくなりたいという思いだけで練習をしまくるわけです。その姿はとても泥臭いし人によっては暑苦しいとすら感じるかもしれません。当時の僕ももしかしたらそう感じていたところがあったのかもしれない。

 

でも大人になった今読み返してみると、その真剣に野球に取り組む姿、なかなかうまくいかなくても諦めない姿っていうのにすんごい胸を打たれるんですよね。汗と涙でグシャグシャになりながらも前進していく太一の姿を見て、「ああ、太一すげぇな‥‥‥。」って素直に思えるんです。

 

漫画のキャラクターといえどその野球に対する情熱には羨ましさすら感じますね。ガムシャラに全力でやることの素晴らしさを太一は思い出させてくれるんだよなぁ。僕も久々にこの作品を読みながら「やっぱり何か打ち込むものが欲しいなぁ。」なんてことを思ってしまいました。

 

まとめ

そんなわけで、今回は『ペナントレースやまだたいちの奇蹟』という漫画を紹介してみました♪

 

やや暑苦しい作品ではあるので、好き嫌いはわかれるかもしれませんが、ひたむきに目標に向かって努力をすることの大切さを思い出させてくれる作品だと思います。

 

ぜひ一度、本作を通じて太一の泥臭さ、必死さ、ガムシャラさ、諦めない姿勢に触れてみてください。きっと何か感じるものがあるのではないかと思っています。

 

それではまた!!

 

 

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