エンタメなしでは生きてけない!!

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わにとかげぎすの主人公富岡のように、一歩踏み出せない時は他人に引っ張ってもらうのもアリだ。

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突然ですが、このブログではこれから

 

「マンガから学ぶ生き方」っていうカテゴリーの記事を書いていこうと思います。というのもマンガを読んでるとキャラクターの考え方とか、生き方とか行動から学べることって沢山あると思ってるんですよね。それこそそこらの自己啓発書よりも影響受けちゃうぐらいマンガの影響ってデカい。

 

僕自身もマンガのキャラの考え方や行動に影響されたり支えられたりして生きてきました。そう考えるとマンガっていうのは娯楽であるとともに、人をいい方向に導いてくれる可能性のあるものなんじゃないかと思うんです。

 

というわけで今後このブログでは僕が読んだ漫画の中で、他の人にも役立ちそうな登場人物たちの考え方、行動なんかを紹介していくつもりです♪

 

今回生き方を学んだマンガはこちらです♪

 

『わにとかげぎす』

 

 

「このマンガ知らねぇよ!!」

っていう方はまずは↓の記事をご覧ください♪

 

参考記事:『わにとかげぎす』孤独な警備員が主人公のリアルな人間ドラマ。 - エンタメなしでは生きてけない!!

 

このマンガを選んだ理由は?

 色々な名作マンガがあるし、他にも好きなマンガや影響を受けたマンガがたくさんある中で僕がなぜこのマンガを取り上げたのかというと、なんとなくというのもあるんだけど、僕が主人公の富岡の性格や悩みに共感するところが多いからかなぁ。

 

境遇は全然違うけどすぐに悩むところとか、変に考えこんじゃうって踏み出せない感じとかそういうところシンパシーを感じちゃうんですよね。

 

そして、主人公が平凡なやつっていうのもでかい。超人でもなく、スーパーな能力を持ったやつでもない、平々凡々な人。その富岡の悩みや葛藤っていうのが「わかる!!」ってなるんですよ。

 

平のサラリーマンがスティーブ・ジョブズやビルゲイツの悩みに共感できないように、マンガでもやっぱり自分にどことなく近い人間に共感してしまう。富岡はまさにその典型例なんじゃないかなと僕は思うわけです。

 

ビビるなら最初は誰かに引っ張ってもらおう

 このマンガの主人公富岡は、孤独な人間でこれまで生きてきて恋人はおろか友達すら一度もできたことがない男です。そんな彼がある日「自分は孤独だった。」ということに気づき、そこから抜け出すために悪戦苦闘していくという話です。

 

ただ、富岡自身はすごく考える人だし、それまで人と付き合ってこなかったら「どうやって孤独から抜け出せばいいのか?」っていう方法がわからないんですよ。それにあまりにも長い間そういう人生を過ごしてきたものだから、孤独じゃない人と関わる生活に対する怯えのようなものがあるわけです。だからなかなか踏み出せない。

 

まぁ、この辺は大なり小なりあるとは思うけど色々な人に共通する悩みじゃないでしょうか?さすがに富岡の例は極端だけど、新しい場所や新しい人間関係に飛び込むのってやっぱり勇気がいることだし、躊躇をする方もいるでしょう。僕もどちらかというとそういうところに「エイや!!」と飛び込めないんですよね。もうちょい身軽になればいいなぁと思ってはいるんですが。

 

話をマンガに戻しましょう。そんなビビりの富岡ですが、なんと彼のことを好きになってくれた羽田さんという女性が登場します。

 

羽田さんは富岡が住んでいるアパートの隣の部屋に住んでおり、富岡に一目ぼれしていました。

 

そんで紆余曲折あって、富岡と少しずつ仲良くなっていきある日羽田さんから富岡に告白。思わぬ告白に驚く富岡ですが結局羽田さんと付き合うことになるんです。ただめでたくハッピーとならないんですよね。富岡はもともと孤独だった男。そんな自分に急に彼女ができて色々とビビっちゃうんです。

 

「自分30過ぎたいい年のおっさんなのにキスすらしたことがない。そしてそんなおっさんで将来性もなにもない自分のことを好きになってくれたとしても、いずれ羽田さんは自分に魅力がないことに気づいて自分の前から消えてしまうだろう。そんな女性を自分は本気で好きになっていいのか?」(富岡の気持ちを僕なりに解釈しました)

 

まさに富岡節といった感じですが、富岡は悪い未来を予想しちゃうんですよね。良くも悪くも想像力が豊かというか。僕も彼と同じで良くも悪くも想像してしまう面があるので、富岡のこの考えに共感しちゃったんですよね。ただ、そんな富岡に対して羽田さんは次のようなことを言います。

 

「くだらねぇぇ!!」

 

そうこの悩みって客観的に見るとすごくくだらないことだったりするんですよね。だって自分のことを好きになってくれる女性がいて、実際に付き合ってるのに「将来のことを考えたら好きになっていいのだろうか?」なんて考える必要ないんですよ。だって、好きなんだし、先のこと考え始めたらきりがない。

 

そんなことを考えるよりも、羽田さんが自分のことを好きで自分もまんざらでもないのならとりあえず今は恋人同士という時間を楽しむ。先のことはどうなるわからないから今を全力で楽しむ。それでいいんです。富岡みたいに先のことを想像しすぎても、ただただ不安になるだけなんです。

 

そんなくだらない悩みを羽田さんに簡単に論破された富岡は、ついに男女の関係に。あれだけ悩んで躊躇していたのに、羽田さんからポーンと引っ張ってもらったおかげで友達どころか一気に恋人もちになっちゃったんです。

 

まぁ、その後もなかなか考えすぎの癖は抜けない富岡ですが羽田さんというパートナーのおかげで、徐々にではありますが孤独な日々から抜け出しはじめるんですね。

 

これたぶん、富岡ひとりだったらこの孤独っていうものから抜け出せなかったと思うんですよね。ビビっちゃって一歩踏み出せなかった。30年以上孤独な状態でいた自分を変えるのってなかなか難しいもんです。

 

この富岡の悩みとか躊躇みたいなものって僕もそうなんだけど、色々な人に当てはまると思うんですよね。頭では「変わりたい、抜け出したい。」っていう思いがあるんだけど、いざとなると躊躇しちゃう、一歩踏み出せずにビビってしまう。グルグルと頭の中だけで考えてしまっている状況。

 

そういう人は富岡にとっての羽田さんのような人に「引っ張ってもらう。」っていうのも一つの手なんじゃないでしょうか?そんで、ビビって飛び越えられない部分を飛び越えちゃう。

 

まぁ、羽田さんみたいな人はなかなかいないかもしれないですけどね。でもそれは友達でも知り合いでも何でもいいと思うんです。そういう人のちょっとしたアドバイスだったり誘いみたいなものにうまく乗ってみる。そうすると現状を打開できるんじゃないかなーと思いました。

 

まとめ

今回はマンガ『わにとかげぎす』から学んだことを書いてみました。孤独な男、富岡の悩みっていうのはけっこう共感できる人も多いと思います。そして、その悩みから抜け出す一つの手段として「他人に引っ張ってもらうこと」っていうのもアリだと思うので、ぜひ参考にしてみてください♪

 

もし興味があったら『わにとかげぎす』も読んでみてくださいね♪

 

それではまた!!

 

参考記事:『わにとかげぎす』孤独な警備員が主人公のリアルな人間ドラマ。 - エンタメなしでは生きてけない!!