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チャンスを逃さず一気に動け!!孫策の行動力を見習おう。

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三国志の英雄と言えば劉備、曹操、孫権の三人を思い浮かべる方も多いと思います。劉備は蜀を、曹操は魏をそして孫権は呉という国をつくり中国を3につ分けて天下をかけて争いました。

 

この中の一つ呉という国は孫権が建てた事で間違いないのですが、その前に彼の父である孫堅や彼の兄である孫策が国の礎を築いたといっても過言ではありません。

 

その中でも兄の孫策の果たした役割は大気かったのではないかと僕は思っています。そこで、今回は『三国志』第十巻から孫策の行動力について学んでみようと思います♪

 

孫家再興への道

孫策の父、孫権は既に一勢力として他の勢力からも注目される存在でした。しかし、敵の罠にかかり命を落としてしまうのです。

 

大黒柱である孫堅を失ったため、孫一門はおちぶれてしまい、孫策はいまでは実力者である袁術の下で客人として身を寄せ暮らしているのでした。

 

「孫家を再興させたい。」

 

孫策はこの思いを胸に秘めながらも、今の自分には兵力も何もないということもわかっており、そんな自分に歯がゆさを感じていたのです。

 

そんな時に部下から「袁術に兵を貸してもらうようお願いしてみてはどうか?」という提案がありました。

 

この時、孫策のおじもかつていた地を失い落ちぶれていたそうです。その叔父を助けるためと理由を付けて袁術に兵を貸してもらえばいいのではないか?と部下はいうのです。ただ、それだけの理由で袁術が兵を貸してくれるかというと微妙なところでした。しかし、ここで孫策はあることを思いつくのです。

 

「玉璽を渡す代わりに兵を借りればいい!!」

 

玉璽というのは中国の皇帝が持つ印章のことで、これを持つものもが天下を収められると考えられていたのです。

 

孫策は父孫堅がたまたま手に入れた玉璽を持っていて、それを袁術に渡すことで兵を借りようと考えました。袁術は自ら皇帝になりたいと思っていた野心家でしたので、この孫策の提案には大よろこびをし、彼に兵と馬を貸し与えたのです。

 

ただし、これではまだ不十分です。

 

孫策は孫堅の血をひくものとはいえ経験も実績もありません。孫家を復興させるにはまだ力不足。そんな時部下から2人の賢者の存在を教えられます。そして彼らを味方につければ鬼に金棒だということを聞くのです。

 

そのことを聞いた孫策はさっそく行動を起こします。賢者の一人張昭の元を訪ねて味方に加わってくれるように頼みこむのです。最初は断れてしまいましたが、その後雨の日も風の日も張昭を訪ねお願いをした結果、その心意気を感じた張昭は孫策の陣に加わることを約束。さらに張昭が孫策についたことを見たもうひとりの賢者張絋も仲間に加わるのです。

 

こうして孫策は兵力をそろえ自分を支えてくれる知恵者を味方につけ、孫家再興への道を歩み始めるのでした。

 

孫策のチャンスをつかむ行動力の高さを見習おう。

ここで僕が注目したのは孫策の行動力です。とにかくチャンスと捉えてから行動するまでが素早い。

 

玉璽渡せば兵隊を借りれるじゃないか!!というの思いついたら即座に袁術と交渉して兵隊を借りてるし、兵を借りたあと自分に必要な人材がいるとわかれば直接訪ねていって口説き落としてしまう。そして、兵力と人材が揃えばさっさと袁術の元から飛び出して、叔父を助けに行ってしまう。

 

若いがゆえに向こう見ずなところもあるのかもしれませんが、いける!!とわかってから動き出すまでの行動力の早さがとんでもないんですよね。結果的にこの行動力が彼に勢いを与えて後々小覇王と呼ばれるぐらいの勢力を持つようになるわけです。

 

まぁ、さすがに孫策のレベルになるのは難しいかもしれないんだけど「ここだ!」と思った時には躊躇しないで行動したいですね。今まで散々チャンスみたいなものを逃してきた気がするので、これからは孫策を見習って行動することを第一に心掛けていきたいと思っています♪

 

それではまた!!