僕はもともとサッカーをやっていたこともあって、サッカー漫画を結構読みます。ただ、サッカー漫画の場合当たり前っちゃ当たり前なんだけど多くは選手、もしくは監督といった人たちが主役のものがほとんどなんですよね。
そんなサッカー漫画が多い中、異例とも言っていい漫画を発見したので今回はその作品を紹介したいと思います♪それがこちら!!
『サッカーの憂鬱~裏方イレブン』
この漫画はタイトルにもあるように、サッカーに関わる裏方の人たちを題材にした漫画です。
華やかな世界の裏側にはたくさんの人たちの支えがあることを教えてくれる
サッカーというといちばんのメインはやはり選手だし、スポットライトを浴びるのもほとんど選手であることに間違いはありません。
だけど、じゃあ選手だけでサッカーの世界が回るのかというとそんなことは当然ないわけですよね。監督がいて、コーチがいて、トレーナーがいて主審がいて、チームの広報やマネージャーの人、カメラマン、実況や解説の人がいてといった具合に非常に多くの人たちの支えがあって華やかなプロサッカーの世界は支えられているわけです。
本作ではそのサッカーに関わる人たちの中でも普段はあまりスポットライトを浴びない裏方の人たちにスポットを当てて、その仕事ぶりを紹介してるわけです。
僕はサッカー好きなので多少はそういう人たちのことも知ってはいるけれども、本作を読むとそういう人たちの仕事の中のほんの一部しか目にしないんだなーというのが改めてわかりますね。
裏方の人たちがどういう経緯でその仕事に就いたのか、一日のスケジュールはどうなのか?といった部分など僕らがなかなか目にすることができない部分まで本作を通じて知ることができます。きっと作者の方は綿密に取材してるんだろうなぁ。
もし、今現在「何らかの形でサッカーに関わっていきたい。」という人がいるならば一度読んでおくといいでしょう。裏方の人たちのリアルな現場を知ることができるはずです(^^
裏方のしんどい部分もきちんと描かれているのが好き
日本にもプロのリーグがあり日本代表の選手ともなれば、マスコミにも取り上げられキャーキャー言われる存在です。そういう姿を見て「サッカーの世界とはなんと華やかなものなんだろう。」と思う方もいるかもしれません。
ですが、それはあくまで選手などに限った話。裏方の人たちについていえば先述したようにスポットライトが当たることは少ないし、仕事の内容も地味であることが多いです。そして実は結構しんどいことも多い(*_*;
例えば、本作ではサッカーチームの広報の仕事を取り扱う回があるんだけど、これがけっこう大変そうでした。選手と取材をしたい人との間に入って色々調整したり、負けか続いた時にはサポーターの前で謝罪して「社長出せー!」なんて言われちゃったり。
しかもサッカーに関わりたくてこういう仕事に就いたのに、仕事が忙しすぎてほとんど試合が見られないっていうね‥‥‥。これは僕も知らなかったなぁ。でもそういう裏方の人たちのしんどい部分もきちんと見せてくれるっていうのが非常に好感持てましたね。サッカーに関われるからといって決してすべてが楽しいわけじゃないってことを、しっかりと伝えてくれているのが正直で素晴らしいと思いました。
これからサッカーに関わる仕事がしたいと思う人はぜひ読むべし!!
先述したように、この漫画は
「これから何らかの形でサッカーに関わる仕事がしたい」
と思う人は特に読んでおくといいと思います。
なかなか表に出にくい仕事をしている裏方の人たちの仕事への思いや、1日をどういうスケジュールで過ごしているのか、仕事のしんどいところ、そして逆にやりがいを感じるところなどけっこう赤裸々に描かれていますからね。本作を読んで「あの仕事ってこういう感じなんだ。」といイメージしておけばいざ現場に入った時にもスムーズに入ることができるんじゃないでしょうか?
もちろん単純に「サッカーの裏方ってどんな仕事があるんだろ?」って興味がある人にもおすすめです(^^)たぶん、思った以上に色々な仕事があることに驚くのではないでしょうか?
まとめ
というわけで、今回は『サッカーの憂鬱~裏方イレブン』という漫画を紹介してみました。
サッカー好きということもあって個人的にはとても楽しい作品だと思います。サッカー好きもそうでない人も裏方の仕事に興味がある人であればきっと楽しめると思うので、ぜひ一度ご覧になってみてください♪
それではまた!!
サッカーに関連した仕事を紹介している書籍です。