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『くも漫。』を読んでどうせみんな死ぬという考えで生きようと思った。

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先日このブログで紹介した『くも漫。』という作品があります。

 

『くも漫。』は著者の中川さんがくも膜下出血で倒れてから、回復するまでを描いてるんですが、闘病漫画にも関わらずついつい笑ってしまう作品なんです。作品の感想は↓の記事からどうぞ♪

 

参考記事:『くも漫。』闘病漫画だけど思わず笑ってしまう作品です!! - エンタメなしでは生きてけない!!

 

そんで、この『くも漫。』を読んでてちょっといいなぁと思った場面がありましてね、今回はその部分について、僕が感じた事なんかを読者の方達と共有できたらなんて思ってます。

 

人はどうせ死ぬという考えを持つ

中川さんはくも膜下出血で倒れる前はニート状態だったんだけど、お父さんの勧めもあって特別支援学級で自閉症の子供に読み書き計算を教えていたんですね。(教職免許はある)

 

ただ、くも膜下出血で倒れて教えることができなくなってしまったため、退院後は無職に。 そんで、彼は仕事を探そうとハローワークに行くんだけど、結局またニート状態に戻ってしまうわけです。

 

で、彼は夜布団の中に入りながらこれからのことについて考えるわけですよ。

 

どんな生き方しようとも人は皆・・・・・

どうせ死ぬ

どうせ死ぬ!!

どうせ死ぬ!!

どうせ死ぬなら‥‥‥

引用元:『くも漫。』p165 著者 中川学 リイド社

 

布団からガバッと起きた中川さん。くも膜下出血によって実際に死ぬか生きるかの経験をした彼は「どうせ死ぬなら自分のやりたいようにやろう」と思って、かつての夢をもう一度追いかけ始めるわけです。

 

どうせ死ぬなら、やりたいことをやった方がいい

僕はこの「どうせ死ぬなら」って考え方がすごい大事だと思ってるんですよね。

 

好きなことをやっても嫌いなことをやっても人はどうせ死にます。そして、その死がいつ来るかっていうのは結局のところ分からないわけです。もしかしたら、明日かもしれないし1年、5年、10年後、はたまた50年後かもしれません。死は突然目の前にやってきます。

 

じゃあ死ぬときにどっちの人生が後悔しないか、楽しいかってことを考えるとやっぱり「自分がやりたいことをやる」って方が多くの人は後悔しないんじゃないかと。

 

中川さんもおそらく、それまでは死ぬことなんて意識したことなかったと思うんですよね。でも、それがくも膜下出血によって死が現実になった、目の前に突然現れたわけです。

 

そして、その危機を乗り越えたからこそ、「ああ、人は何やっててもどうせ死ぬんだ。じゃあやりたかったことをやろう」って気持ちになったんじゃないでしょうか。僕らは彼のこの考え方から学ぶといいんじゃないかな?人はどうせ死ぬんだからやりたいことをやると。

 

恥も失敗も死んだら関係ないし、いずれ忘れ去られる

もっと言ってしまえば、「死んだら過去の失敗や恥ずかしいことは関係ない」ってことです。だって、死んじゃってるんだから。そのことについて誰がどうこう言おうと死んだ本人には関係のないことです。

 

それに加えて、僕やあなたがやってきたことは100年後にはおそらく誰も覚えてないでしょう。どんなに恥ずかしいことも、失敗したなと思ったこともいずれはきれいさっぱり忘れ去られていくわけです。

 

だとしたら

 

「やりたいことをやって死んでいった方がいいんじゃない?」

 

そう思いませんか?

 

 

ちなみに、中川さんがくも膜下出血で倒れたのは29歳。彼はそこから再びかつての夢を追いかけ始めるわけです。

 

年齢なんて関係ありません。もしあなたが「これがやりたい!」と思う事があるなら、世間の目や社会のことなんか気にせずやった方がいい。

 

そんなことを今回『くも漫。』を読んでいて思いました。もっと自分のやりたいこと、興味のあることをやろうと。人とか世間の目なんか気にせずに。

 

まとめ

そんなわけで今回は漫画『くも漫。』を読んで学んだことを書いてみました。

 

繰り返すけど人はどうせいつか死にます。ただそれがいつになるかはわかりません。僕らが出来るのはいずれ訪れる死を前にびくびくするのではなく、自分がやりたいことをやって後悔しないように生きるってことじゃないでしょうか?

 

もし、あなたが自分のやりたいことを放棄し、その生活に満足していないのであれば、中川さんのように「人はどうせ死ぬ。だからやりたいことをやる。」と考えてみてください。そして、少しずつでもいいので実際に自分のやりたいと思ったことをやってみましょう。

 

そうすれば、少しずつ今とは違う景色が見えてくるのではないかと思っています。

 

それでは今回はこの辺で。