このブログを書いている2017年の夏に、ジョジョの奇妙な冒険の実写映画が公開されます。
そのニュースが流れた時に「久々にジョジョ読んでみるかなぁ。」なんてなりましてね、家の本棚にあったジョジョを1巻から読み返してみたんです。そしたらまぁおもしろくてね、第一部、第二部、第三部という具合にあっという間に読み進めてしまいました。
そんで、ジョジョのおもしろさをかみしめつつ思ったのは「ジョジョの登場人物たちの生きざまってかっこいいなぁ。」ってこと。
ジョジョと言ったら特徴的なセリフや擬音、キャラの佇まいなんかがピックアップされがちですがジョジョの登場人物たちの生きる姿勢、困難に立ち向かう姿勢から学べることが多いんじゃないか?なんて思ったので、このブログでは「ジョジョの登場人物から学ぶ生き方」なんていうのをツラツラと書き連ねていきたいと思います♪
負けるとわかっていても立ち向かうジョナサン
ジョジョの奇妙な冒険では一区切りつくと主人公が変わります。第一部の主人公はジョナサン・ジョースター。
彼は大人になるにつれ、心身共に強い男に成長するんだけど子供時代は全然そうではありませんでした。腕っぷしも強くないし精神的にも打たれ弱い少年だったんです。
そんなジョナサンですが、子供のころから困っている人を助けるという主人公らしい資質を兼ね備えていました。
それは後に彼の妻となるエリナが近所の少年たちにからかわれていた時のことです。ジョナサンはエリナを助けるために、男たちに向かって生きました。
ところが相手はジョナサンよりも体格も大きく喧嘩慣れしています。そのためジョナサンはあっさり負けてしまうのです。心配するエリナに対してジョナサンは次のようなことを言って立ち去るのです。
ぼくは本当の紳士をめざしているからだ!
君が女の子で困っていたからだ!
相手が大きいヤツだからって
負けるとわかってるからって
紳士は勇気をもって 戦わなくては
ならない時があるからだぞッ!!
でも いつか
勝てるようになってやる!
引用元:『ジョジョの奇妙な冒険』第1巻 p28 著者 荒木飛呂彦 集英社
なんか中学生ぐらいの時はスルーしてたセリフなんだけど、今思うと「カッコいいよなぁ。」って思うんですよね。
紳士を目指すなんてちょっとくさいセリフかもしれないけど(笑)
自分よりもでかくてしかも数が多い相手に向かっていくことってなかなかできないことだと思うんですよ。ジョナサン自身負けるのがわかっていて挑んでいったわけですからね。人間だれしも負けるのなんて嫌にきまってます。
それでも困っている人がいるから助ける。勝ち負けなんて関係なく体を張って目の前の困難にぶつかっていく。ここにジョナサン、いやジョースター家の主人公たちに代々伝わる「勇気」というのが垣間見えるんじゃないかなぁなんて思うわけです。
困難に立ち向かう勇気。うーん、僕にも少しだけ分けてほしい。
勝敗は時の運、いつか勝つと思って立ち上がれ!!
負けるとわかっていても困難に向かっていくという姿勢も素晴らしいんだけど、ジョナサンはそれでよしとしません。
でも いつか
勝てるようになってやる!
引用元:『ジョジョの奇妙な冒険』第1巻 p28 著者 荒木飛呂彦 集英社
というセリフからも分かるように、次は勝つんだという強い意志を持ってるんですよね。簡単にあきらめたりしないんです。
勝敗は時の運なんて言葉があるように、勝つか負けるかは運の要素も大きいです。少なくとも100%自分でコントロールできるというものではありません。喧嘩であれば相手がいるし、相手との体格差や相手の実力との兼ね合いもあるわけです。
だから、あまり結果を気にしすぎてはいけません。もちろんうまくいかなかったところ、反省すべき点を振り返る必要はありますが、それが出来たらズバッと切り替えること。
ジョナサンのように次は勝つという気持ちをもって、自分の長所をさらに伸ばし、足りないところを埋めていけばいいわけです。
「次こそは勝ってやる!!」
その気持ちをもって正しい努力を重ねていけば、勝敗はどうなるかはわかりませんがきっと今よりもより成長した自分に出会うことができるはず。
おそらくジョナサンも今回負けた相手と次に喧嘩をしたならば、きっと同じようにあっさり負けるということにはならないでしょう。
まとめ
そんなわけで、今回はジョジョの奇妙な冒険のpart1の主人公ジョナサン・ジョースターから学んでみました。
今後もジョジョの主人公やその他の登場人物たちの生きる姿勢から、色々学んでいけたらと思っています♪
それではまた!!