マンガから学ぼうシリーズ。
今回はスラムダンク22巻からです♪
今回は「何かを身につけたければ一つの課題に集中しよう。」という話をしたいと思います。
全国大会出場を決めた湘北高校は、大会前に同じく全国出場を決めた常誠高校と合同合宿を開催することに。ただし、主人公の花道はその合宿には不参加で、顧問の安西先生と個人練習をすることになりました。
理由は初心者の花道の場合には中途半端にチーム練習をするよりも、個人の能力を伸ばした方がチームにとってプラスになるという考えからです。
ところが当の花道は納得しません。「自分だけのけものにしやがって」と思うわけです。そこで安西先生からの提案。
「自分とシューティング勝負をして勝ったらチームの合宿に参加してもいい。」
この提案にのった花道は、安西先生とシューティング勝負をすることになります。ルールは決められた位置から2本ずつ、合計10本打って得点が多い方が勝ちというもの。先行の安西先生は10本中9本を入れ、一方の花道は10本中0本‥‥‥。というわけでチームの合宿に参加することはかなわず花道と安西先生のシュート合宿がスタートするのでした。
ここで安西先生から花道に与えられた課題は、1週間の合宿で2万本シュートだけを打つというもの。ひたすらジャンプシュートを打ち続けるという課題です。
花道は県予選ではジャンプシュートは全く入れることができませんでしたが。ここでジャンプシュートを身につければ全国大会で武器になると考えたんですね。花道は安西先生のアドバイスを受けながら、シュート練習だけをすることで徐々にスキルが上達。最初は全く入らなかったシュートが段々とはいるようになるのでした。
他は無視して一つの課題にだけ集中する
この花道のシュート練習の例からわかることは、
「何かの技術なり知識なりを身につけたいのであればまずは一つの課題に集中して取り組んでみるといい。」というものです。
特にあなたが不器用なのにいくつもの課題に手をだしては挫折してしまう場合、まずは一個だけ課題を設定してそれに取り組んでみるといいと思います。
例えばあなたがビジネスマンなのであれば「まずセールス力を上げよう。」という課題を設定しひたすらそれに取り組んでみるんです。その間他の課題は無視して取り組んでみる。本で学んでもいいし、セールスが得意な人のまねをしてみてもいい。「セール関係の本を30冊読むぞ」とかね。とにかくこの間は「セールス力を上げる」という課題にだけ取り組んでみるわけです。そうすれば嫌でもセールス力は上がるでしょう。
そうやってある程度能力が上がれば結果も出やすくなるし、結果が出れば自信もついてくるはず。そしたら今度はまた別の課題を設定し、ひたすら取り組む。ということを繰り返せば結果的には自身もどんどんついてくるし様々なスキルを身につけられるようになるはずです。
これはどんなジャンルでも一緒ですね。ビジネスでもスポーツでも、勉強でもなんでもそうです。下手にあれこれ手をだして中途半端になるのであれば、まず一つ「このスキルは身につける!!」という課題を設定してみましょう。
まとめ
というわけで、今回はスラムダンク22巻から「何かを習得したい時はまず一つの課題に集中してみよう。」ということを学んでみました。
もちろん同時並行でいろいろやれる方はそれでもかまいません。ただ僕と同じく不器用で色々なことを同時にやるのが苦手なのであれば「まず一つこれだけは身につける。」ということを決めてそれだけをやってみましょう。ひたすら集中してやりつづけていけばきっと少しずつでもスキルは身につくはずです♪
それではまた!!