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『堂本ルール』能力の差よりもするかしないかが大事である。

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ここ最近は堂本ルールという漫画にハマってます。この作品は、貧乏な若者が自分の発想と行動力で成り上がっていく過程を描いた作品で、読んでるとけっこう参考になる部分が多いんですよね。

 

参考記事:『堂本ルール』から学ぶ、人から信用を得るための方法とは? - エンタメなしでは生きてけない!!

 

そんで、今回もこの作品を読んでいたところ、「これは読者の方と共有したいな」と思った部分があったので、今回はその部分について書いていきたいと思います。

 

能力の差なんて少しだからとりあえずやってみよう!!

主人公の堂本はネットカフェで浜田山という同じくネットカフェ生活する若者と出会います。浜田山は住所もなくネットカフェ難民で明日も見えない生活を送っているわけです。その浜田山に対して堂本はこんな約束をするんですね。

 

「1か月以内に月100万円以上儲かるシステムを作る」

 

 で、実際に彼はそのシステムを作ってしまうわけですね。当然、お金がなくて困窮していた浜田山は大喜び!!

 

やったー!!

本当に100万だ―!!

信じられない!

あんなちょっとしたことで

こんな大金が手に入るなんて!

引用元:『堂本ルール』1巻 p102 著者 阿部秀司 秋田書店

 

ちなみに浜田山が言っている「あんなちょっとしたことで」という具体的な中身は以下のような感じです。

 

  • 堂本と浜田山が公園で出会った「霊が見える」というおばあさんを天女『マダム島田』とし、悩める人の相談を受けるサービスを開始する。ただし、天女の相談サービスはあくまで善意。天女自身は相談者からお金を受け取る気がない。(相談者はそれじゃあ悪いからとお気持ち程度(1000円)のお金をくれる)
  • このサービスにより、天女は相談者たちから「お金のためじゃなく親身になって相談にのってくれるいい人」という信用を得る。
  • 堂本は天女本人にぶっ飛んだ人生を語らせそれを動画で撮影し、動画投稿サイトに投稿。話がおもしろくキャラが立っているため、サイトのランキングで上位になる。天女はネット上でプチ有名人になる。
  • ネットカフェやファストフードなど、仕事や家がない人たちのところに天女を連れていく。いい人である天女は彼らに同情。ネットの動画を通jじて天女の存在を知っていた彼らは興味半分で天女の家についていく。(天女の家は古いがごろ寝なら40~50人は寝られる)
  • 堂本は家にきた人たちに「自分の家と思って暮らしてください」と提案。就職活動のために住所が必要だから住民票も移して構わないし、独立してアパートなど借りる時は天女が保証人になると伝える
  • 「そんなうまい話があるのか?」と不安がるが、ここでマダム島田に相談してる人が「普通はそんなうまい話はないが天女様はいい人だから大丈夫」と不安がる人たちに安心感を与える
  • ただし、天女にはお金がないので、日雇いの仕事をした日に1,000円でも2,000円でも入れてもらえるとありがたいと伝え、移住者たちもこれに同意。
  • 30人の人間が2,000円ずつ生活費を出したら1日6万円。その入金が月に20日あったら、合計120万円。これで月100万円稼ぐシステムが完成する

 

かなり長くなりましたが、どうでしょうか?確かにこれを実行に移す堂本はすごいけど、じゃあこのアイディアが「誰も思いつかないようなものすごい想像力にあふれたアイディアか?」と問われたら決してそんなことはないと思います。

 

天女のように善意で人の相談にのることはできるし、自分が話している動画をアップするというのも、今の時代であればビデオカメラなどなくてもスマートフォンがあれば誰にでも出来てしまいます。まぁ、ネックなのは広い持ち家があるかないかぐらいでしょう。

 

そう・・・

ちょっとしたことなんだ・・・

寝る家もないネットカフェ難民も

何百億と自由に使えるIT長者も

実は差などほとんど無い

たまたま金を集める方法を

思いついてそれを実行したか

ただ何もしなかったか・・・

というだけの差だ

「するか」

「しないか」

それだけだ

能力の差なんて

微々たるもの・・・

引用元:『堂本ルール』1巻 p102~103

 

喜ぶ浜田山に対してこう語る堂本。僕この堂本のセリフすんごい刺さったんですよね。

 

もちろん、実際には堂本が言うほど簡単にはいかないのかもしれない。能力の差も関係してくる部分はあるかもしれない。ただ、僕もそうなんだけど、アイディアは何となく思いついてもそれを「しない」という選択をしちゃってる人って世の中にはたくさんいるんじゃないかなって。それで結果的に損しちゃったり、何も経験せずに年月を重ねちゃってるなんてこともあるんじゃないかと。

 

そこにはたぶん「いやいや、やっても無駄でしょ」という諦めの気持ちとか、「失敗するのが嫌だ」という失敗を恐れる気持ちだったりが影響しているのかもしれません。

 

ただ、ここ最近思うのは「とりあえずやってみる」っていうのがすんごい大事だなと。仮に失敗しても、経験値はたまるし、「じゃあ次は失敗しないようにどうしようか」と対策を立てることもできる。んで、経験っていうのはネタになるので、人と会った時に色々な話が出来たりするんですよね。「実はあんなこともやってたんですよ」みたいな引き出しがどんどん増えていくわけです。

 

なので、もし仮に今「しない」という選択が自分にとって当たり前になっている人がいたら「うまくいくかどうかはわからないけどとりあえずやってみる」という考えにシフトしてみるといいんじゃないかな?

 

それが必ずしも堂本のように成功に結び付くかどうかはわからないけど、少なくとも何もしなかった時よりは確実に成長してるし、見えてくる景色も変わってくると思うんですよね。だから、「とりあえずやってみる」この考えを大事にしてみましょう。

 

まとめ

そんなわけで、今回は『堂本ルール』から「能力の差よりもするかしないかが大事である」ということを学んでみました。

 

もちろん、最低限リスク管理する必要はあると思います。行動することに命の危険性はないのか、失敗した時に果たして立ち直れるか否かということは考えておくべきです。無鉄砲に「何でもやればいい」とは僕も思ってはいません。

 

ただ、そのリスクの部分をクリアできたなら「とりあえずやってみる」という考えでちょこっとでもやってみたらいいんじゃないでしょうか。まして失うものがない人なら尚更だと思います。その本のちょこっとの行動がもしかしたら僕やあなたの状況を変えてくれるかもしれないのですから‥‥‥。

 

それでは今回はこの辺で。