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『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』記憶を失った男たちは何をやらかしたのか?

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お酒を飲む人の中には飲みすぎて二日酔いになって後悔したり、前日の記憶があいまいになって反省するなんて経験をしたこともあるでしょう。「酒は飲んでも飲まれるな」とはよく言いますが、実際に酒を飲むと歯止めが利かなくなってしまう、周りのノリにつられて余計な一杯をグビグビとあおってしまう。人間とは意志の弱い生き物ものです。

 

さて、今回紹介する『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』はまさにお酒飲みすぎて失敗してしまった男たちの話。それもちょっとやそっとの失敗じゃない。壮大なやらかしっぷりを描いたコメディ作品です。

 

本作は2009年にアメリカで公開、日本では2010年に公開されています。監督はトッド・フィリップス。驚くなかれ2019年に大ヒットを記録したあの『ジョーカー』の監督もつとめてます。ハングオーバーとジョーカーって全くテイストが違う作品なので驚いちゃいますね。

 

主な出演者は教師のフィルをブラッドリー・クーパー、歯医者のスチュアート(スチュ)をエド・ヘルムズ、結婚を控えた男ダグをジャスティン・バーサ、ダグの結婚相手トレーシーの弟アランを ザック・ガリフィアナキスが演じています。

 

ここからは本作のあらすじ、概要についてお伝えしていきます。

 

あらすじ、概要

結婚を直前に控えたダグと友達のフィル、スチュ、そしてダグの結婚相手トレイシーの弟アランの4人はバチェラー・パーティーを行うためラスベガスに向かう。4人はホテルの屋上で酒を飲み乾杯をするのだが気が付くと翌日の朝に。部屋は荒れ放題でしかも本物のトラまでいるのだが、誰も前日のことを覚えていない。おまけにダグは行方不明。フィル、スチュ、アランの三人はポケットの中身をヒントに、自分たちが前日に何をやったのか、行方不明のダグは一体どこに行ったのかを探っていく。

 

ここからは本作を観た感想や雑学について書いていきます。

 

※ネタバレアリなのでよろしくお願いします。

 

感想

笑いと謎解きで最後まで飽きずに楽しめる!

先述したように本作は酒を飲んで二日酔いになった男たちの壮大なやらかしストーリーを追っていく話になってます。

 

多分お酒を飲んだことがある人ならやらかしエピソードの一つや二つあると思うんですよね。僕も「やっちまったなぁ・・・」と後悔したこと何度かありますし。世の中を観てもお酒で失敗をしている人って結構多い気がします。ただ、本作の主人公たちのやらかしっぷりは僕らの想像をはるかに上回るレベル。「どんな酔い方したらそうなるの!?」「それはちょっと想像もつかなかった」という真実が次から次に明らかになってくるんです。しかも明らかになる真実のくだらなさ、ありえなさ、バカバカしさに思わず笑わされてしまうんですね。

 

例えばフィルとスチュとアランが朝目覚めた部屋になぜかトラがいるわけですけど、いくら考えたって合理的な答えなんて出てこないじゃないですか?せいぜい、動物園から抜け出したトラを酔っ払って連れ去っちゃったか?みたいなことぐらいしか思いつかないですよね。ところが、まぁそんな簡単な話じゃない。「えー?この人出す!?」ってみんななると思います。いや、マジでこの謎解けたらすごいっすよ。そんぐらいぶっ飛んだやらかしが詰まったのがこの物語の見どころと言えるでしょう。

 

もちろん、そうしたありえないエピソードで笑かすだけでなく「ダグはどこに行ったのか?」という謎解きの要素も加えることで結末が気になって最後まで楽しむこともできます。多分物語始まってすぐにダグの居場所を閃く人ってそうはいないんじゃないでしょうか。

 

ちなみにエンディングで彼らがやらかしていたことの大筋が完全に明らかになるところも見どころです。多分そこまでまた「こいつら想像以上に馬鹿なことやってたんだな」と笑えるのでぜひ観てほしい。

 

人の振り見て我が振り直せ映画として観よう!!

彼らが前日の記憶をぶっ飛して何も覚えていないのは、作中でも語られるのですが酒のせいでもありドラッグのせいでもあります。まぁ、おおもとの原因は酒なわけですよ。で、冷静に考えると「自分が前日にやったことをほとんど覚えてない」って相当ヤバくないですか!?人に迷惑かけかねないことや、下手すりゃ笑い事じゃすまないようなことをしている可能性もあるわけじゃないですか。

 

時々、ニュースなんかで事件起こして「酔っ払ってて覚えてません」みたいなこと言う人いるけど、中にはガチで覚えてないっていう人もいると思うんですよ。だけど、いくら酔っぱらっていようが記憶がなかろうがやったのが本人なことには変わりないから、結果的に自分が責任をとらなければいけない。そうして人が離れていったり場合によっちゃ犯罪者として捕まってしまうケースもありますよね。酒って楽しくもあるけど実は恐ろしくもあるわけで。

 

もちろん、この映画自体は「ありえねぇ!!」「そう来るか!」とゲラゲラ笑って楽しむので全く問題ないと思います。そんなまじめにかたっ苦しくみるものでもないだろうし。ただ同時にお酒を飲むことがあるものとしては、彼らが起こした理性があったらあり得ないだろう壮絶なやらかしを見て「人のふり見て我が振り直せだなぁ」と正直思ったわけです。いやっ、ほんと酒飲みすぎると理性がどっか行っちゃう人とかいますからね。僕だってベロベロになったらずーっと冷静でいられるかどうかなんてわかりませんし。そう考えると本作はコメディでありながら実は「お酒との付き合い方について考えろよ」なんて啓発してたりもするのかなぁと勝手に想像したりしています。

 

雑学

ハングオーバーの意味

ハングオーバーは英語で二日酔いもしくは後遺症という意味ですね。まさに、この映画にピッタリのタイトルと言えるでしょう。

 

バチェラー・パーティーとは?

本作ではフィル、ステュ、ダグ、アランの4人が行ったバチェラー・パーティーがそもそもこの騒動の発端となっています。このバチェラー・パーティーとはいったいどういうものなのでしょうか?これは新郎が独身最後の夜を男の友達と一緒に過ごすパーティーのことを言います。日本はどうかわかりませんが、海外ではストリップを観るというのが割と当たり前とのこと。これは新郎だけではなく新婦側にもあって、この場合バチェロレッテ・パーティーと呼ぶそうです。

 

男女ともに独身最後の夜にちょっとハメを外したり、仲間と親交を深めたり思い出を語ったりするわけですね。

 

まとめ

今回は『ハングオーバー』を紹介してみました。

 

壮大な二日酔い映画は予想を裏切られること間違いなしで楽しめる作品だと思います。興味がある方は是非ご覧になって観てください。