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『THE3名様』絶妙のユルさが心地いいマンガである。

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色々なジャンルのマンガがある中で、今回僕が紹介する漫画はひと言でいうと「ユルい」って言葉がピッタリの作品だと思います。

 

 

THE3名様。初めて見たのは確か地元の友達の家だった気がします。

 

表紙の絵からしてユルそうじゃないですか?なんかいい意味でいえば力が抜けているとも言えるし、悪くいうとちょっと適当みたいな(笑)

 

友達の家で読んだ時は、どんな作品か全くわからずに読んだんだけどなんかあんまり印象がなかったんです。だから正直「一回読めばいいかなー。」なんて思ってました。

 

それがつい最近、ぐうぜん古本屋で立ち読みしたんですけどなんか妙にクセになっちゃったんですよ。

 

「このユルさ。なんかいいじゃん♪」

 

なんでそう思ったのかというと、自分の大学時代を思い出すからなんですよ。

 

このTHE3名様って3人のフリーターがファミレスでひたすら意味のないことをだべり続けるってマンガなんですね。そこから何かが起こるとかそんなことはほぼなくて、ストーリー性がほぼないマンガなんです。

 

このゆるさ、何もない感じ、ひたすらドリンクバーとポテトで時間をつぶす感じっていうのが僕の大学時代とリンクするところがあるんですね。お金ないからドリンクバーとポテト山盛りで何時間もファミレスを陣取るみたいな(笑)このマンガ読むと「あー、なんか大学時代懐かしいなぁ。」とか「あの店であんな話したよなぁ。」みたいなのを思い出すんですね。

 

まぁ先述したようにはっきり言ってストーリー性はないので、エンターテイメントに求められがちなワクワク感とか「続きが見たいぞー!!」っていう感じはあまりないです(笑)基本1話完結ですし。

 

ひたすらユルくて、なんというか学生時代の友達との会話をそのまんまマンガで読んでいる感じ。でも、じゃあつまらないかというとそんなことはなくて時々ツボることがあるし、思わず笑ってしまうこともある。僕が書いたように「ああ、こういうの懐かしいなぁ。」って思うこともある不思議なマンガですね。

 

とにかく気を抜いて部屋でゴロゴロしながらひたすらなーんも考えずに暇つぶしで読めるマンガだと思うので、ユルユルとした作品が好きな方はぜひ一度読んでみてください♪好き嫌いはあるかもしれないけど、この独特のゆるさ、いい加減さにハマる人もいるはずです♪

 

それではまた!!