エンタメなしでは生きてけない!!

これは面白い!!これは人にすすめたい!!そんなエンタメ作品の紹介をしていきます!

市川崑監督に興味を持ったら読みたい本を2冊選んでみた!

映画を定期的に観るようになったのが30代になってからと遅くて、ようやく最近、市川崑監督の「金田一耕輔シリーズ」を観たんですよね。おどろおどろしい世界観ながらもスタイリッシュな映像と言いますか、「何か画がカッコいいなぁ」なんて思いながら見てたんですね。で、そこから市川監督の作品をチョイチョイ観るようになったのですが、まぁ、そのジャンルの多彩なこと。

 

金田一シリーズのようなミステリーからドキュメンタリー、戦争もの、コメディ、文芸作品を取り扱ったものまで、ジャンルの垣根を飛び越えて色々な作品を撮ってる。で、段々と「市川監督ってどんなキャリアを歩んできたんだろうか?」なんてことが気になり出したので、いろいろ調べてみることにしました。今回は、その時に読んだ資料の中から、「とりあえずこれ読んでおけば市川崑監督のことがざっくりわかる」という本を2冊紹介してみようと思います。

 

色々な作品の背景や市川監督のキャリアなんかに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

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『あれよ星屑』戦後の混乱期を生きる人々の現実がそこにある

今回紹介するのは戦後、アメリカに負けて荒廃した日本で生きる人々の人生を描いた『あれよ星屑』という漫画です。

 

僕はこの漫画の何が好きかというと、多くの資料を参考に、戦中や戦後の混乱期をリアルに描いているところです。

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『凪待ち』香取慎吾演じるダメな男と周りの人々の再生の物語

僕の中では香取慎吾さんというと、SMAPの一番年下のメンバーで、大きくて陽気でひょうきんな弟ってイメージでした。まぁ、僕は香取さんのファンとかではないし映画を全て見ているわけではないので、あまり好き勝手言えませんが、これを読んでいる読者の方のイメージも概ね「香取慎吾=明るい人」という感じではないでしょうか?

 

ところが今回紹介する『凪待ち』ではそのイメージをガラッと覆されます。香取さんはギャンブル依存気味のダメ男郁男を演じるのですが、これがまた香取さんのどこか影のある雰囲気といい感じにマッチしてるんですよね。

 

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『ティム・バートンのコープスブライド』花嫁は死者!?ティム・バートンが描く暗くて楽しい大人が楽しめる作品!

ちょっと前にストップ・モーション・アニメで作られた『コララインとボタンの魔女』を紹介しました。

 

『コララインとボタンの魔女』大人も子供も楽しめるちょっと不気味で魅力的なダークファンタジー。 - エンタメなしでは生きてけない!!

 

これを観て「やっぱストップ・モーション・アニメ好きだなぁ」と思いましてね、まだ未見だった『ティム・バートンのコープスブライド』を観ることにしました。未見だったのはホント何と無くとしか言いようがありません。みようみようと思ってたけど観れてなかった。タイミングが合わなかったんですね。でも、今回やっとこさ観ることができて、やっぱりこの世界観が好きだし良かったので紹介してみようと思ったわけです。

 

 ※ネタバレ有りなのでよろしくお願いします。

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『コララインとボタンの魔女』大人も子供も楽しめるちょっと不気味で魅力的なダークファンタジー。

僕は元々『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』(以下ナイトメアと省略)のような、ちょっと不気味な世界観のストップ・モーション・アニメが好きです。ストップモーションならではのぎこちない動き、ゾッとまではしないけどちょっと怪しげな雰囲気がキャラクターやその世界から漂っている。そんな作品に魅力を感じるんですね。

 

そのナイトメアの監督であるヘンリー・セリックが監督を務めたのが、今回紹介する『コララインとボタンの魔女』です。本作は元々児童文学作品を3Dストップ・モーション・アニメとして映画化。2009年にアメリカで公開されています。

 

 

今回はこの映画の感想をお伝えしていきます。

 

※ネタバレ有りなのでよろしくお願いします。

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