映画を定期的に観るようになったのが30代になってからと遅くて、ようやく最近、市川崑監督の「金田一耕輔シリーズ」を観たんですよね。おどろおどろしい世界観ながらもスタイリッシュな映像と言いますか、「何か画がカッコいいなぁ」なんて思いながら見てたんですね。で、そこから市川監督の作品をチョイチョイ観るようになったのですが、まぁ、そのジャンルの多彩なこと。
金田一シリーズのようなミステリーからドキュメンタリー、戦争もの、コメディ、文芸作品を取り扱ったものまで、ジャンルの垣根を飛び越えて色々な作品を撮ってる。で、段々と「市川監督ってどんなキャリアを歩んできたんだろうか?」なんてことが気になり出したので、いろいろ調べてみることにしました。今回は、その時に読んだ資料の中から、「とりあえずこれ読んでおけば市川崑監督のことがざっくりわかる」という本を2冊紹介してみようと思います。
色々な作品の背景や市川監督のキャリアなんかに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
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