エンタメなしでは生きてけない!!

これは面白い!!これは人にすすめたい!!そんなエンタメ作品の紹介をしていきます!

ニートの友人とのつきあい方は『働かないふたり』を参考にしよう!

ニートは国内だけで数十万人はいるといわれています。もしかしたらあなたの周りにもニートの友人がいるかもしれません。学生時代であったり、お互いが働いている同士であればそこまで気にはならないかもしれませんが、片方学生で片方ニート、片方会社員で片方ニートといった関係性になったときに「はて、どうやって接したらいいものか?」を考えてしまう人もいるのではないでしょうか?

 

「優しく接するべき?」

「働けと厳しくいくべき?」

「さりげなく仕事に誘ってみるべき?」

 

色々な考えがあると思うし、正解は一つではないとも思います。ただ、僕の中では「この接し方はいいなぁ」というものがあるんですよね。それは『働かないふたり』というニートの兄と妹の生活を描いた漫画に登場する、兄の守と友人の丸山君や遠藤君の接し方です。

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『トーキョー自立日記』悩める若者は共感できるので、ぜひ読んでみてほしい!!

今回はちょっと前に感想を書いた『トーキョー無職日記』の続編、『トーキョー自立日記』の感想です。

 

前作『トーキョー無職日記』の感想はこちらから。

 

本作でも主人公ハルオは悩みと迷いの日々を送っています。アルバイトにもある程度慣れ、目標であるイラストや漫画の仕事も少しずつこなすようになったハルオ。それでもすべてが順調というわけではなく、調子に乗ったり、失敗したり、あーでもないこーでもないと葛藤しながら日々を送っています。 続きを読む

『トーキョー無職日記』から学ぶ、行き詰った自分を変えるための方法とは?

先日感想を書いた『トーキョー無職日記』という作品があります。

 

 参考記事:『トーキョー無職日記』大学を辞めて無職になった青年の奮闘記!! - エンタメなしでは生きてけない!!


この作品の主人公のハルオは、大学に通うも引きこもり状態になり、しまいには大学を中退してしまいます。その後上京したハルオは様々な人との出会いを経験し、少しずつ成長していきます。

 

正直最初のハルオはかなり頼りないし、情緒不安定で「大丈夫かなぁ」という感じなんですよね。頑張って上京したのはいいものの、自信もない状態。でも物語が進むにつ入れて少しずつではあるけど、周りからも認められていき、自信もついていく様子を見ることができます。

 

で、僕はこの作品を読みながらこんなことを思ったんですよね。

 

「ハルオがここまで変わることができたのはなぜだろうか?」って。ほら人ってなんやかんやでなかなか変わるのって難しいと思うんですよ。長年染みついた考えもあるし、人を変えるのって本当に難しいと思うわけです。でも、作中のハルオは明らかに変わったわけです。

 

その違いはどこにあるんだろうと?そう考えた時に、だいぶ前に目にした経営コンサルタントの大前研一さんという方が言っていた「人間が変わるための3つの方法」なんです。

 

参考記事: 大前研一さんから学ぶ、人間が変わるための3つの方法とは??

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『トーキョー無職日記』大学を辞めて無職になった青年の奮闘記!!

誰にだって若いころはあり、周りを見ては「自分はこのままでいいのだろうか?」「自分はこの先どうしていけばいいのか?」といったことを考えるのではないでしょうか?漠然とした将来への不安、焦燥感、周りとの比較からくる劣等感などなど、特に若いうちはそういった感情に振り回されて自分を見失ってしまいがちな気がします。

 

さて、今回紹介するのは、そんなどこにでもいる若者が主人公の漫画です。

 

著者のトリバタケさんは大学を中退後上京。アルバイト生活を経てイラストレーターや、漫画家、キャラクターデザインなどをされています。本書は、そんなトリバタケさんが上京して無職だった時の経験を基にして描いた作品です。

 

今回はこの作品について紹介していきたいと思います!!

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『「子供を殺してください」という親たち』様々な家族が抱える問題をまざまざと見せつけられる衝撃作!!

どうも生きていると家族は仲のいいもの、家族は素晴らしいもの、家族は助け合うものという風に、家族というものに対してポジティブなイメージを植え付けようとして来たり、「それが当たり前だ!!」と言わんばかりに美しい家族像を押し付けてくる人もいるわけです。

 

でもね、現実はそうじゃないでしょうと。家族ってそんなキレイもんじゃないよねと。表向きはキラキラしているように見えても、中はドロドロのグッチャグッチャで修復不可能。家族もその問題を見て見ぬふりして臭いものに蓋をするかのようにスルーし続けて、それが一気に大爆発を起こす。暴力事件、それがエスカレートすれば親族間での殺人事件まで起こる。僕らはそうした家族間の問題を毎年のように見せつけられてきたはずです。

 

そう、家族は決して美しいだけのものじゃないんです。そう思い込んでいるのは、幻想でありきれいなところしか見ようとしていない盲目的な人間なのだと僕は思います。いい加減に家族を崇拝するのはやめようぜと、家族に何も問題がないかのように語るのはよそうぜと。

 

そこで今回はそんな家族は美しい、家族は素晴らしいと思い込みたい人の目をハッと覚ましてくれるインパクトの強い漫画を紹介してみようと思います。

 

著者の押川さんは様々な精神的な病を抱えながらも医者にかかっていなかったり、放置されてしまった人たちを医療につなげる活動をされてきた方です。この漫画は、その押川さんが実際に支援した現場での話を漫画化したもの。その内容は非常に衝撃的かつリアルな描写で描かれています。

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