僕が好きな『堂本ルール』という漫画。主人公の堂本は素晴らしい想像力と行動力で目の前の課題をクリアしていくことに長けていますが、特に面白いなと思うのは、彼は「人生は暇つぶしのゲームである」と考えているところなんですよね。
前にも言ったけど人生は全て
死ぬまでの暇潰しゲームだ
それがたとえ
どんなに信念があろうと
崇高な理念であろうと
真摯な愛 巨大な規模
歴史に名を残す偉業であろうとも
全ては遊びだ
引用元:『堂本ルール』第1巻 p141 著者 阿部秀司 秋田書店
こう言い切っちゃうほどです。でね、こういうセリフを目にすると「何がゲームだ。人生はもっとまじめに生きなきゃいけないんだよ!!」とムカッときたり、あるいは、「人生をゲームとか遊びみたいな軽いものと同じように扱うんじゃねぇ。人生とはもっと大事なものなんだよ!」と憤りを感じる人もいると思うんですよ。
もちろん、真面目に人生を生きることは素晴らしいし、人生を大事に生きるって考えも素晴らしいと思うんですよ。僕も人の人生を馬鹿にすることはないですしね。むしろなんも知らずに他人の人生を馬鹿にするような想像力がない人とは距離を置きたいぐらいだと思ってはいます。
ただね、その一方で堂本のように「人生は暇つぶしのゲームである」という考えってバカに出来ないなーと。堂本のように身軽に行動したい人にとって、すごく参考になる考え方なんじゃないかなとも思うわけです。
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