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チームのために個人があるという考えをスラムダンクから学ぼう。

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マンガから学ぼうシリーズ。

 

今回はスラムダンクの28巻からです。

 

今回はこの巻から「チームのために個人がある」ということを学んでいきたいと思います。

 

28巻では湘北と山王工業の闘いの真っただ中。湘北は山王の激しいゾーンプレスで一気に得点を奪われて試合をあきらめる寸前まで追い込まれていました。

 

しかし、そこで投入された主人公桜木花道の活躍で少しずつ湘北は盛り返してくるのです。

 

ただ、ここで一つ湘北に問題が。それはキャプテン赤木が完全に自分のプレーを見失っているということ。

 

というのも、山王のセンター河田は日本一といっていいぐらいレベルの高い選手で、赤木はことごとく自分のプレーをさせてもらえてなかったんですね。攻めてはブロックされ、逆に自分は河田に点を取られてしまう。

 

「自分が勝てなければ湘北は負けてしまう‥‥‥。」

 

そう思い込んだ赤木は、意地になって無謀な攻めを繰り返すばかり。そんな赤木の醜態に居てもたってもいられなかったのが、陵南のセンターで赤木のライバルでもあった魚住でした。

 

華麗な技を持つ河田は鯛・・・

お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか 赤木

お前は鰈だ

泥にまみれろよ

引用元:スラムダンク (28) (ジャンプ・コミックス)p77-78

 

※鰈の読み方は「かれい」です。 

 

つまり魚住は「河田は華麗な技を持ってるけどお前はそんなできもしないことしなくていいんだ。お前のやれることをやれよ」と赤木に伝えたかったわけですね。(その伝え方は必見!!)

 

ここで赤木はようやく大切なことに気づくんです。

 

オレが河田に

勝てなければ

湘北は負けると

思っていた・・・・・・・・・・・・・・・

俺がダメでもあいつらがいる

あいつらの才能を発揮させてやればいい

そのために体を張れるのはオレしかいない

おそらく現段階でオレは

河田に負ける

でも

湘北は負けんぞー

引用元:スラムダンク (28) (ジャンプ・コミックス)p82-85

 

これってすごく大事なことなんですよね。スポーツでも何でもそうですが、チーム戦において大切なことっていうのは「チームが成果を出す。」ってことなわけです。湘北というチームでいえば「山王に勝つこと」がこの試合の目標なわけですよ。相手チームの誰かに勝つことではないわけです。

 

ところが赤木は大きな勘違いをしていたんですね。それは「自分が河田に勝てなければチームも負ける。」という考え。でもそれって正しくないですよね?

 

仮に赤木が河田に勝てなくても、それだけでチームの勝ち負けが決まることはありません。なぜならバスケットは個人だけの戦いではないから。

 

赤木がダメでも他のメンバーが点を取ればいいし、赤木が河田に抜かれても他のメンバーがカバーすればいいわけです。それがチームで戦うということです。

 

魚住の言葉でようやくそのことに気づいた赤木は、今の自分にできることでチームに貢献することを決意するのでした。

 

チームのために個人があるということを常に認識しよう。

スポーツでも、ビジネスでもなんでもそうですが、もし今あなたが何らかのチームで活動をしているのならばまず考えるべきなのは「チームのために自分に何ができるのか?」ということです。

 

もちろんそのために、勉強をしたり練習をして個人の能力を上げるということは大切になるでしょう。ただあくまで根底にはチームのために自分が何ができるかを考えることです。

 

その結果、赤木のように体を張ってチームメイトが点を取りやすくするとリバウンドを頑張るというところでもいいし、三井のようにスタミナ切れで守備は期待できないけど3ポイントシュートだけは決めるでもいいわけです。桜木のようにリバウンドだけは絶対にとるでもいいでしょう。

 

自分が貢献できるところで貢献して、あとは他のチームメイトに補ってもらう、またはあなたが他のチームメイトのことを補ってチームの目標を達成すること、それが大事なのではないでしょうか?

 

あなたが今所属するチームはどうでしょうか?個人プレーだけのチームにはなっていませんか?あなた自身はどうでしょうか?自分ができることで、チームに貢献できているでしょうか?ぜひ、スラムダンクを読みながらチームのために個人があるんだということを認識してみてください♪

 

「個人のためにチームがあるんじゃない。チームのために個人がある。」

 

ただし自分を犠牲にしてチームに貢献しろというわけではありません。チームが良ければ自分はどうでもいいという考えは捨て駒になってしまう可能性がありますからね(>_<)あくまでも「自分ができることでチームに貢献しよう。」ということを付け加えておきます。

 

それではまた!!