ドラゴンボール見ていて、特にサイヤ人編からフリーザ編あたりを見ていて思うことがあったんですよね。それは
「最初からできると努力しなくなることもあるんだなー」ってこと。
たとえばサイヤ人編で地球に来たナッパとベジータ。ベジータは別としてナッパも一応名門出のエリートですが、下級戦士であった悟空に完敗します。
またフリーザ軍では、かつてはベジータと互角と言われていたキュイがベジータにあっけなくやられてますし、ベジータよりも上であったはずのザーボンとドドリアも、成長したベジータに葬られています。
また全宇宙から精鋭を集めたエリート集団、ギニュー特戦隊の面々も悟空たちに次々と敗れ去ってますよね。
さらに言ってしまえば、界王様から「決して闘ってはいけない。」なんて言われていたフリーザですら最終的には悟空に倒されてしまうわけです。
そんで彼らに共通するのってたぶん、大して努力もしてないのにもともと強かったんじゃないかな?ってこと。つまり成長する必要がないと思ってたんじゃないかなってことです。
もともと強くて大抵の敵には勝ててしまう。努力しなくても問題なかった。だから「別に修業する必要なんてないんじゃね?」って感じで自ら成長することをやめてしまった。
一方悟空やベジータには強さに対するあくなき向上心があります。もちろん、物語がすすむにつれて「自分よりも強いやつ」っていうのがどんどん出てくるから成長せざるをえないっていう側面があることも否定はしません。でも強くなる、成長するための努力っていうのを二人とも惜しまないんですよね。
特に悟空は成長への追及が異常なレベル。仲間たちの集まりとかがあっても誘いを断って一人で修業をしちゃうぐらい成長したいってタイプですからね。どこまでも成長し続けたいと思うわけです。だから死んであの世に行っても修業し続けてさらにレベルアップするんですよね。
そんな風に「自分が強くなるため、成長することを追求し続ける。」って人と「成長することをやめてしまった」人だったらどっちが成果出るかなーってなったら考えなくても前者の方が結果が出やすいでしょう。たとえ最初は後者のほうが実力的に上回っていても時がたつにつれてその差は埋まっていくだろうし、最終的には逆転をされてしまうんじゃないでしょうか?
どんな立場でも成長を追求し続けよう
今回僕は「悟空たちに敗れた敵たちは成長することをあきらめたんじゃないか。」ということを書きました。そのため最終的には成長し続ける悟空たちに負けてしまったのだと。これって、僕らの日常生活の中でも活かせる教訓だと思うんですよね。
もしかしたら読者の方の中にも何らかのジャンルで「自分はトップレベルだし、もう成長する必要もない。」と思っている人がいるかもしれません。(僕はそういうものがないのでうらやましい)
けどそうやって成長することをやめてしまうと、もしかしたらある日悟空のような成長に貪欲な人が現れてあなたを追い抜いていってしまうかもしれないのです。
そうならないためには、上でふんぞり返るのではなく「自分も成長しよう。」という意識を持つことが大切です。
逆に自分は大したことがないと思っていたり、うまくいってないと思っている人は成長するチャンスです。なぜなら「自分は大したことがない。」なら少なくとも慢心することはないし、大したことがない自分を変えるには成長するしかないからです。
つまりどの立場であっても成長を追求し続けようってことです。今できる人も僕のようにそうでない人もどっちも成長して損をすることは全くありません。そのことを念頭において慢心することなく成長し続けたいものですね♪
「成長をやめるな!!」
それではまた!!