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横山光輝先生の『三国志』英雄たちが命を懸けた物語に心打たれる作品

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僕はあまり歴史ものを読まないのですが、ある歴史マンガに一時期どっぷりハマっていたことがあります。それが

 

「三国志だ!!」

 

作者は横山光輝先生。鉄人28号とか、魔法使いサリーなど有名な作品を生み出した日本を代表する漫画家の一人です。

 

本作はその横山先生が描いた歴史マンガです。中国にかつてあった三国時代をテーマにした作品。三国志演義という三国志を舞台にした小説を元に横山先生が独自に脚色したり表現を変えたりしている作品です。必ずしも史実通りというわけではないのも特徴と言えるでしょう。

 

ちなみに三国時代っていうのは紀元でいうと2世紀~3世紀ぐらいの話です。日本だと歴史の授業でもならった邪馬台国の卑弥呼様がいたっていう時代。そんな時代にすでに中国では群雄割拠、英雄たちが己の理想や目的を掲げて争っていたんですね。

 

なんとこのマンガは単行本にして全60巻の超大作!!我が家の本棚に全60巻ありますが、まぁ場所をとります(笑)

 

横山光輝版、三国志の魅力は?

人の命の儚さを知る

三国志自体が、人気のテーマでもありますが、横山先生の描く三国志はやっぱり「人の命の儚さ」が感じられるところからなぁ。

 

本作の主人公は三国の蜀という国を興した劉備ですが、彼は志半ばで病に倒れてなくなってしまいます。また、中国の大半を支配した魏の曹操も結局すべてを統一することはできずに亡くなります。

 

その他にも数多の英雄たちが病死、戦死、暗殺、処刑などといった理由で死んでいってしまうのです。もちろん寿命で亡くなる人もいますけどね。

 

「どんな英雄にもいつかは平等に死が訪れる」

 

っていうことをこれでもかというぐらい突きつけられるマンガです。特に後半の40巻以降は、三国志の英雄と呼ばれた人たちが続々と亡くなっていきます。ものすごく強かった武将も、国の礎を築いたリーダーもいつかは命が尽きるもの。それも結構あっけなく亡くなったりするのよ‥‥‥。「えっ?ここで死んじゃうの?」っていうのがほんと多い。だから読みすすめるにつれて「人の命って儚いなぁ‥‥‥。」っていうのをしみじみと感じるわけです。

 

当時は今以上に寿命も短い時代。そんな限られた一生の中で己の理想や信念に従って行動していった英雄たちの姿はまぶしく見えるのでしょう‥‥‥。まるで打ち上げ花火のようにパッと上がってパッと輝いてパッと散る。長い歴史の中のほんの一瞬の間に自分の命を燃やし輝くその姿は本当に美しい。

 

そして、命を燃やし尽くした彼らの姿を見ていると「自分ははたして限られた命を何に使うのか?」っていうのを考えさせられますね。ただ、今のところろくなことに使えていないのが現実です(笑)

 

続きが気になってしまう作品。

このマンガいったん読み始めると「続きが気になって仕方がない」って人が多いと思います。

 

この後、この戦いの行方はどーなるの?とかこの武将の行く末は?というところから始まり、「結局三国志ってどー終わるの?」というところまで。とにもかくにも次の展開が気になってしまう作品。

 

僕はこれまで色々なマンガを読みましたが、やっぱりおもしろい作品って次の話が気になるものなんですよね。

 

「次の巻早く出ろよ!!続き読みたいんだよ!!」

 

っていう待ちきれない感じとかワクワク感を与えてくれる。

 

そう考えるとこの横山光輝先生の『三国志』はまさにって感じですね。僕はお金がないので古本屋で一冊ずつ集めてましたが、やっぱり1巻読んだら2巻が詠みたくなったし、2巻読んだら3巻が‥‥‥。という具合に気づいたら全60巻集めてしまっていましたから(笑)いやはや、ほんといつの間にか本棚が埋まってました(^^;

 

ただ、スペースは取るけど何度も読み返してる作品なので本棚に置いておく価値はあるなーと思っています♪

 

まとめ 

今回は横山光輝先生の『三国志』を紹介してみました♪ただ正直な話、この記事だけじゃぜんぜん魅力を紹介しきれません!!ですのでまたおいおい登場人物のことや、名場面などについても語っていきたいと思います♪

 

ちなみに、三国志をより詳しく知りたいのであれば、登場人物の説明などが書かれている『横山光輝三国志事典』がオススメです♪三国志に興味がある方は、合わせてごらんになってみてください♪

 

それではまた!!