ジョジョの奇妙な冒険を読んでいると、作中のキャラクターたちの生きざまから実に多くのことを学び取ることができます。
今回僕がジョジョを読みながら学んだのは「自分で決めた道ならどんな運命でも受け入れられる」ということです。
自分の道は自分で決めろ!!
この事を強く感じたのは、ジョジョの奇妙な冒険の4巻を読んでいた時です。
4巻では、主人公ジョナサンの師匠であるツェペリが非業の死を遂げてしまいます。しかし、ツェペリは自分が死ぬことに対して恐れることはなく、これから死んでいく自分の運命に満足をしていたのです。
これから死んでいく自分の運命を受け入れられる人ってなかなかいないと思います。少なからずみんな「ああしとけばよかった。」と後悔しながら死んでいくなんてこともききますよね。
では、なぜツェペリは自分の運命に満足し全てを受け入れることができたのでしょうか?それは
「自分で自分の進むべき道を決めたから」
なのではないかと僕は思います。
ツェペリのセリフにもあるように彼には家族がいたわけですが、家族との生活も大切にしながら、石仮面を探すこと、そして石仮面によって怪物と化した相手と戦う力を身につけることは不可能に近いことです。
ジョジョを読んでいてわかることですが、ツェペリは非常に愛情深い人物です。おそらく家族と石仮面を破壊するという自分の目的の間で揺れた事でしょう。自分はどちらを選ぶべきなのか?と。
そして彼は石仮面を破壊する道を選びました。石仮面を破壊するために生きることに自分の人生をシフトしていったわけです。
この時にもしツェペリが自分自身ではなく、他の誰かから「石仮面を破壊する道を選ぶべきだ。」と言われその通りに進んでいたとしらどうだったでしょうか?ツェペリは死の間際はたして自分が選んだ道に満足できていたか、自分の運命を受け入れられていたかと言われたら僕はとてもそうは思えないのではないかと思うわけです。もしかしたら、少なからず後悔の念を抱いて死んでいってしまったのではないかと思えるのです。
でも、ツェペリは先述したように誰に言われるでもなく自分で自分の進むべき道を選びました。だからこそ、死んでいく自分の運命を受け入れられたというわけです。
自分で選ぶ人生にシフトしよう
生きていれば、人は様々な選択を迫られます。あちらを取るべきか、はたまたこちらを取るべきか。人生とは選択の連続だなんてよく言いますよね。
では、どんな風に物事を選択していけばいいのか?どういう風に選んでいけば自分は満足した人生を送れるのでしょうか?それは
「自分に正直になって選択すること」
だと思います。
偉い人が言うからでも、本に書いてあったからでも、家族や親せきが言うからでもありません。世間体とかも関係ありません。
ツェペリのように自分で考えて「自分はこれを選択する。」「自分はこちらの道に進むんだ。」と決めてしまう。誰に言われるでもなくあくまで自分の心の声に従って選択をするのです。
そうすればきっと誰かに言われたとおりに選択をしてきた人よりも満足度が高い人生を送れるのではないでしょうか。そして、もし仮に自分が選んだ道が道半ばで途絶えてしまったとしても、ツェペリのように自分が選んだ道だからとその運命を受け入れられるのではないでしょうか。
まとめ
今回はジョジョの奇妙な冒険から『自分で決めた道ならどんな運命でも受け入れられる』ということを学んでみました。
どんな人でも自分の人生に満足して死んでいきたいものです。であるならばツェペリのように
「自分で自分の進むべき道を決める。」
ということを意識してみてください。自分で決める人生を選んだ時からあなたの人生ははじまります。
それではまた!!